J先生に仁義切ってきた

2013.9.25チェルシー

25日、チェルシーのかかりつけ医(J先生)の所に報告に行ってきました。まぁ、何もなくても月に1回はサプリをもらいに顔を出すんだけどね。
9月2日にチェルシーのオペをしてもらった先生は、このJ先生ではありません。アポロが7歳ぐらいからかかってた先生で近くの大き目の病院に、週に1度来ている大学病院の腫瘍専門医の先生です。アポロは7歳で初めて「肥満細胞腫」という腫瘍が見つかってから亡くなるまでこの先生が主治医でした。獣医としても、人としても信頼できる先生なのだけど、なんせ「腫瘍専門」なので、チェルシーはJ先生という開業医の先生が主治医です。勉強熱心だし、手作りご飯やワクチンについても考え方が柔軟。ワクチンやフロントラインに関して「安全だからなーんにも心配ありません」なんて事は言わず、リスクも説明したうえで、どうするかを患者と話し合っていく方針
でも、今回チェルシーのお腹にしこりを見つけたとき、やっぱり腫瘍専門医に診てもらおうって思ったの。悪性だった場合、やっぱり迅速な対応とオペの技術力が勝負だと思って。幸いすぐ翌週にオペが出来てとってもスピーディーに対処できた。もっとも、めでたいことに良性だったんだけどね。
で、オペ前に主治医のJ先生に報告してなかったんだよね。なんかいいづらくて。だって「主治医の先生より腫瘍に関してはレベル上なのであっちの先生に診てもらいました」って言ってるようなもんじゃん。でも、さっき言ったみたいに、とても良い先生なので、今後も見てもらいたくて。
だけど、以前「その子の全部を見ないと、一部だけ見ても全体の状況がわからない。その子の普通の元気な状態から知ってないと」って言ってたので、そして腫瘍など大きな手術の場合は良く知ってる大学病院に紹介するって言ってたの。だから勝手にあっちの先生に見せて手術までしちゃったことはちょっと筋が通ってないと私も自分でも思ったんだよね。ま、そんなの飼い主の勝手といえば勝手なんだけど、一応仁義切っておくっていうか。
なので、「今日は先生にお詫びに来ました」と前置いて事情を説明したの。ひょっとしたら怒らせてしまうかもと思いつつ。したら「そんなのぜーんぜん気にしないで。やっぱり餅は餅屋、腫瘍は腫瘍医。プロにオペしてもらってよかったよ。そしてちゃんと結果の資料をもらえれば、今後の参考にもなるし。」って言ってくれました。「何より悪性じゃなくて良かった」って言ってもらえて良かった〜。
獣医選びも人間の病院選びと一緒で、難しいんだよね。人柄、技術、知識、家からの距離、先生のフットワーク(往診出来るかなど)をいろいろ考えないと。両方の先生と上手くお付き合いしていきたいと思ったのでした。
写真は関係ないけど「あたしの公園」で久しぶりに突っ走るチェルシー