おわりのことば
4年もの間、放置していました。
大変申し訳ありません。
私も、王様も、チェルシーも元気です。チェルシーはもう、9歳になりました。立派なシニア犬です。赤ちゃんだったのにね。
おわりのことばなんていらないかなと思いつつ、やはりちゃんと終わらせた方がいいと思って書いてみます。
2004年の11月から書き始めて、2014年の8月まで約10年、自分でもよく書いたなぁと思います。ごくたまに読み返すと、当時のことがよみがえり、懐かしくてたまりません。
今はもうお空にいるアポロも、ここでは生き生きと動いて、走って、泳いでいます。
ブログがご縁で出会った大切なお友達もたくさんいます。
アポロの闘病中にはどれだけ皆さんに力をもらえたか。血管肉腫と闘うみんなが一緒に頑張ったあの日々、そして応援してくださった皆様、決して忘れません。
ここで出会えた皆さんとのつながりも含め、「女王様の日記帳」は私たち家族の宝物です。
ありがとうございました。
本日を持ちまして、女王、退位いたします。
財布のことは忘れて、楽しみましょう
落ち込んでも、財布は出てこないので、気を取り直して日曜日。
夜の公園でちょっと遊んでみました。
7月の11日に、わたしは高校時代の友人と、恵比寿の写真美術館で、「佐藤時啓 光-呼吸 そこにいる、そこにいない」という写真展を見てきたんだけども、それがなかなか素敵で斬新で興味深かったので、夜の公園で真似してみました。
いや、もう、佐藤時啓さんは、すごい人なので、真似とか全然言えるものではないんだけど。
夜散歩用のライトをひとつは私が手に持ち、ひとつはチェルシーの首につけて、ベンチの上にカメラおいて長時間露光。
私の光はゆっくり動くので、はっきり写ったけど、チェルシーにはそういうことができず、ダッシュしちゃったので、光が細ーい。
でも、なんか出来上がったのを見たら面白かった！
まだまだ、いろーんな面白いことができそう。あとは、ただ「面白いのが撮れた！」だけじゃなくて、それを私なりの「表現」にしなくてはね〜。
写真って奥が深く、面白く、そして難しい。
ちなみに、写真美術館ではもう一つ「報道写真展」というのも見てきました。これは、重かったーー。報道写真は、もう、違う世界です。でも心打たれる写真がたくさんありました。
土曜の夜のバー巡りとその後の悲劇について
真夏の土曜の夜、家で多分普通にご飯を食べたのだが、ちょっと飲み足りなくて、たまには･･･と、散歩がてら近くの焼き鳥バーに行ってみた。
こんなこと、滅多にしないんだけど、なんだかそんな気分だったんだろう。
この焼き鳥バー、ワンコOKなのだ。
王様はカイピリーニャ、わたしはスパークリングワインを。そして、これが良くなかったなぁと今になると思うのだけど、私、2杯目カイピリーニャをオーダーした。そして、飲みきれず王様に飲んでもらったのだ。
で、ここで帰ればよかったのだけど、調子に乗って、もう一軒ちょっと離れたアジアン居酒屋に行ったのだ。外に席があったから外ならワンコOKじゃないかな？って。外はOKだった。ビールも美味しかったし、生春巻きも美味しかった。
が、私たちはすでに家で飲んできてたわけで･･･私まったく気づいてなかったんだけども王様かなり酔っぱらいだったらしい。
翌日起きたら、王様財布を失くしていた･･･。がーーーーん！！
2軒目での支払いは、私が5000円を王様に渡して、王様が払いに行った。が、その記憶もないそうだ。どこで落としたのか皆目わからないらしい。家から店までの道も歩いたし、店にも警察にも連絡したが、結局財布は出てこなかった。
日本は、財布を落としても、戻ってくるとよく言われているが、戻ってこないことも多いです。そんな、世の中甘くありません。
クレジットカードは止めて再発行できたけど、現金（3万円程）、財布そのものの代金、銀行のカード再発行代、運転免許証再発行代がかかりました。一番いやだったのは、住所や勤務先、顔写真が入っている運転免許と健康保険証が誰かに拾われて、その人はうちの住所やら王様の顔やら知ってるのかと思うと気持ち悪かったです。ま、もう半年以上経って何も起こっていないので良いけれども。
女性は、財布はバッグに入れてるので、バッグごと置き忘れない限り無くすことはあまりないと思うのだけど、男性は財布を服のポケットに入れることが多いので、なにかの拍子に落としたりしがちです。財布をなくしたことのある男性、結構多かったです。財布と免許証は別々にしたほうが良いのでは？と思いました。
で、2軒のお店にはなんの落ち度もないのに、トラウマになって、その後行けていません（汗）
2人で夜にちょっと出かけるときは、王様には財布は持たせない方が良さそうです。2人一緒なら私が持ってればいいんだもんね。
1軒目のスパークリングワイン
問題のカイピリーニャ
まぁまぁいい子のチェルシー
2軒目のビール。飲みすぎでした。
めぐり逢わせのお弁当
また映画に行った話です。
ふふふ。当たったのだ、チケット。この頃、5ヶ月連続ぐらいで当たっていた。が、しかーし！これを最後に、ぱったりと当たらなくなった。なんでだ？
で、この日もsachiさんと一緒に。
観た映画はインド映画の「めぐり逢わせのお弁当」。前回見たときに、予告を見てて面白そう！って思ってた。ほろっと感動しそうな感じ。カンヌ映画祭観客賞受賞作品らしいし。
ということで、結構期待していったのだけど、見終わったあと、二人して「あれ？」な表情だった。ラストがなんか･･･納得いかず。すっきりしないーー！でも、そういうものなのかも。ふたりの未来がどうなるのかふんわりとしかわからない。インド映画らしくないとも言える。
インドのムンバイでは、夫の出勤後にお弁当を作って「弁当配達屋」に託すというのが驚きでもあった。午前中のうちにちゃんとオフィスに届くのだそうだ。ほとんど誤配もなく。
そんなムンバイで弁当配達屋が誤配したというのがこの物語のキーだったのだけど。
この弁当配達屋があれば、sachiさんは5時起きして息子にお弁当作らなくて済むのに。
映画のあとのランチは、カレー！でしょ、やっぱり。
夢猫堂
良く行くフレンチレストラン「クリーク」http://www.qreek.net/の隣に、「夢猫堂」http://www.yumenekodo.com/というケーキ屋さんがあります。
小さなマンションの３階の１部屋でやってるデリバリーケーキ屋さんです。デリバリーという発想が面白いよね。
確かに、ケーキって来客準備でバタバタしてる時に買いに行くの面倒な場合もある。生ケーキは前日に買っておくわけにいかないしね。自転車だとケーキ崩れるし！とかいうのもある。天気が悪いと買いに行くの面倒〜ってのもある。だから確かにあったら便利！デリバリーケーキ屋さん。
なんてグッドなアイデアなんでしょう。と感心しました。オーナーさんはうら若き一人の女性。昔からパティシエになるのが夢だったんだって。
店頭販売もしていますが、とっても小さなお店です。
美味しいケーキはカップ入りでいちごのショートケーキ、モンブラン、ティラミスなどなど。この季節は「マンゴーのヨーグルトムース」がありました♪
どれも美味しい〜。
夢猫クッキーは、オーダーすればオリジナルの文字に変更可能です。CHELSEAって入れることもできちゃいます。
バースデーケーキも、オリジナルでイラストを描いてくれます。これがまぁ、素晴らしい出来なので驚くこと間違いなし！
マドレーヌやフィナンシェ（大好き！）などの焼き菓子も美味しいし！
母と一緒に「クリーク」でランチして、「夢猫堂」でお菓子買って帰るというのが結構定番化しています（笑）。
チャドクガ退治
今日の日記、最後に毛虫の写真出るので要注意！
前日、プールに向かう前に、家の外壁に毛虫がくっついてるのに気づいた。時間なかったんでそのままプールに行ったけども、どうも調べたらやばい毛虫らしい。
その名も「チャドクガ」。知ってる人も多いと思うけど。
刺される害虫ベスト３に入る感じ。夏になんか刺されてる！って思ったら「蚊」「ノミ」「ダニ」「チャドクガ」のどれかだと思って間違いない。
「チャドクガ」は主に椿などに付くのだけど、なにしろたちが悪い。卵が毒、幼虫が毒、蛹も毒、成虫の鱗粉も毒、死骸も毒という。幼虫は、身に危険を感じると毒毛を飛ばすんだって言うから最悪！
で、チャドクガの退治の方法を調べたのだけど、加熱が一番良さそうだった。といっても、火をつけるわけにいかないので、熱湯で煮殺すことに。熱湯によって、毒成分のタンパク質が変性して、毒がなくなるそうだ。
そして、「チャドクガ」が付いてるのはどうやら笹みたいな雑草なので、とにかく玄関近くの雑草を全て毛虫ごと退治することに。
とはいえ、刺されちゃ大変なので、王様は、上下ビニール合羽を着て、さらに厚手のゴム手袋、長靴、という真夏には非常に辛いスタイルで、チャドクガごと雑草退治。わたしは、鍋にじゃんじゃんお湯を沸かして、柄杓で毛虫にかけまくり。
雑草と一緒に、フキの根っことか、なんかの花の球根とかも掘り返しちゃったけど、そんなこと気にしていられません。王様の頑張りで、一応、毛虫は根絶されました。あ、その後何匹かいたけどその都度熱湯かけて退治。
めでたしめでたし。王様超過酷な労働でぐったりでした。
と、チャドクガについてこんなに書いたけど、さらに調べたら、家にいた毛虫は「チャドクガ」でなく「タケノホソクロバ」という別の毛虫だとういことが判明（汗）。写真を見るととても似てるんだけど、付く草が違うらしい。どうりで、笹についてると思ったよ。でも、毒毛虫であることに変わりはなく、対処方法は間違ってなかったと思います。チャドクガと違って、毛虫のみが毒毛をもっているというのがまだマシでした。
