おうちで映画三昧

2013.9.5ファミリーツリー

7月23日の日記書きました。献血のお話。今回はばっちり写真撮ってきました。http://d.hatena.ne.jp/sumi0627/20130723
チェルシーの術後、留守番をさせたくないのでほとんど家から出ていない。別に大丈夫なんだろうけど。アポロの頃は最初の3年共働きだったから、避妊手術の翌日から普通に仕事行って、12時間の留守番だったし。だけど、やっぱり心配なのだ〜。留守番するならエリカラつけた方がいいだろうし、なんか可愛そうだし。って、これが分離不安の原因か
ま、そんなことで引きこもりの私は、映画三昧の日々を送っています。録画した映画がね、いっぱい溜まってるのよ。
まずは民放でやってた「ターザン」。ディズニーはうるさいので画像は自粛。ターザンってこんな話だったんだ〜と。何となくは知ってたけどちゃんと覚えてなかった。そんなに木をずり落ちたら手がずるムケだろ!とか彼女のそのうるせいやつらのラムちゃん的衣装は意味あるか?とか、都会育ちの女の子とじーさん、ジャングルで生きてくのは無理だろうとか突っ込みどころ満載だけど、おとぎ話だもんね。いいんだよね。優しくて楽しい素敵なおとぎ話でした。ターザンがもうちょっとわたし好みの男子だったらよかったんだけど、好みとは対極です。
お次は「ファミリーツリー」。アレクサンダー・ペイン監督、ジョージ・クルーニー主演。奥さんが事故で意識不明の重体、仕事ばかりしていたジョージ・クルーニーが二人の娘と向き合わなければならなくなる。さらに、妻が浮気をしていた事も発覚。混乱する家族が再生していく物語。なかなかイイ映画でした。妻の死という深刻な問題を描きつつ、ハワイの美しい海と空と緑の美しさが素晴らしく、また全体にユーモアたっぷりに作られてるので重くない。家族の再生ってテーマはよくあるけど、ちょっと新しい切り口って感じだった。ジョージ・クルーニーはこれでアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたんだけど、受賞はならず。まぁ、主演男優賞って感じではないよね。

最後は「警察日記」久松静児監督、森繁久弥主演による1955年製作の日本映画。会津磐梯山のふもとの小さな町の警察署を舞台に、様々な人々のドラマを優しく描く。巡査役は森繁久弥をはじめ、三國連太郎(若い!佐藤浩市によく似てる)や宍戸錠(映画初出演)など。優しく心温まる田舎町の物語…なんだけど、戦争の傷跡がまだ残り、そして人々はあまりに貧しい。貧しさゆえに子供を捨てる母親やひもじさに無銭飲食をする親子。借金返済のために、望まぬ結婚をする娘。出てくる人はみな優しく、犯罪を犯す人も決して悪人ではない。心温まりつつ、何とも言えないやるせない気持ちになる。


来週は読書週間にしようかなー。