嗜好と文化2013

2013.7.2嗜好と文化

千代田区イイノホールで開催されたトークイベントに行ってきました。推理作家のトークイベントなので王様も興味あるに違いないと思って2人分応募したらちゃんと2人とも当たった!良かった〜。
わたくし、早めに会場入りして、一番前の席を陣取りましたよ。別にイケメンアイドルのショーじゃないけども、どうせ見るなら前のほうがいいじゃん?
2部構成になってまして、1部では日本推理作家協会・理事長の今野敏、選考委員の貫井徳郎、、「百年法」で第66回日本推理作家協会賞を受賞した山田宗樹の3人によるトーク。「百年法」の話もたくさん聞けました。この「百年法」なんだけど、かなり分厚い上下巻。だけど、夢中になって読みました。とーっても面白かった!作者の山田宗樹氏はなんだか控えめな感じの方でした。作品からは想像できないキャラでした。
2部では大沢在昌垣根涼介馳星周が加わってのトークセッション。「人生を豊かにしてくれるもの」というテーマで色々な話を聞かせていただきました。王様はたぶん全部の作家の作品を読んでると思うんだけど、私はハードボイルドは読まないというのもあり、読んでない人も…。貫井徳郎はかなり好きで、実は応募したのも彼狙い。奥さんの加納朋子ともども応援してるのです。みなさんそれぞれ「人生を豊かにしてくれるもの」について語ったのですが、貫井徳郎は「旅行」でした。「ここ最近は家族が病気をしてたので、家族で海外には行っていませんが」という言葉に、奥さん元気になったかなー?と思ったり。加納朋子さん、白血病で闘病してたので。でも6月に新刊も出たようなのでちょっと安心したりして。
馳星周は実はこの時点では読んでなかったの(だってハードボイルドだから)だけど、彼は犬好きで有名。彼の「人生を豊かにしてくれるもの」は間違いなく「愛するバーニーズマウンテン」かと思ったら「葉巻」でした。このイベントJTの協賛なので、気を使ったのかも?その馳星周の新刊はハードボイルドではなく、初の犬小説。ということで、この時は読んでなかったけど、その後読みましたよ〜「ソウルメイト」。
え?私の「人生を豊かにしてくれるもの」は何かって?そりゃぁ「犬、食、本、写」でしょ。いっぱい過ぎる?ま、ひとつっていうなら犬に決まってる
とまぁ、そんな感じで好きな作家を間近で見られて、トークが聞けて楽しかったです。年に1度やってるらしいので、来年も是非来たいな〜。
イイノホールの素敵なガラス張りのフロアから見た、工事中のビル。なんか異国の工事現場みたいに見えた。

イベント中は撮影禁止だったので、イベントが始まる前の会場など。


終わった後で、ビルの1階のアイリッシュパブでビール!!