テーブルコーディネートって哲学だった?

2003.7.1

7月1日は月に一度のテーブルコーディネートのレッスンでした。
この日の講義は「自分スタイルの作り方」でした。今まで「エレガント」「クラシック」「モダン」などのテーマでコーディネートしてきましたが、お手本通りのコーディネートでなく「私らしいエレガント」「私らしいクラシック」を作るにはどうしたらよいか?という話でした。型にはまっただけの自分好みでないコーディネートをしても仕方がないということです。確かに、それってファッションとかインテリアとかにも言えるよね。
そのために、まず「自分の好きなもの」を知ることが大切だそう。何気なく選んでいる服や小物、「なんでそれを選んだのか?」を突き詰めて考える。「なんとなく一目ぼれ」で済ますのではなく「この色がなぜいいと思ったのか」「この色の持つ何が私は好きなのか?」と追及していくのです。これは物に限らず、人や出来事に対しても。「私はなぜ○○ちゃんが好きなのか」「なぜ今日のイベントが楽しかったのか」と自分の感じた事の理由を常々考えることが、自分のライフスタイルを知ることにつながるのです。
このお話、すごくすごく良かったです!今まで「なんとなく」で「いいな」「やだな」と思っていた事をちゃんと考えていくというのは自分を掘り下げることにつながります。Y子先生、超ためになりました。これがちゃんとできてるからY子先生はあか抜けてまとまりあるスタイルになってるのかなーと思いました。
さらに、物の歴史や成り立ちを知ることも大切で、それにより、その物が何にふさわしいかを考えてコーディネート出来るようになるそうです。「フォーマルに使うものなのか?カジュアルに使うものなのか?」なんて事。「男性向けか女性向けか?」なんてことも。
今回、マジ勉強になったっす
で、今回の実践はモダン。今回は私を含めて3人の生徒さん。
まず、私以外のお2人。

修正後。ほとんど同じに見えるけど、ほんの少し位置が変わってるの。四角いトレーの上の、丸い器の位置をずらし、箸を丸い器のセンターに持ってくる。花をやや左にずらす。こういうほんの少しの位置でバランスが変わってきます。私には出来ないけど(汗)。

もうひと方。

こちらが修正後。ガラス物が多いので、カトラリー置きはないほうがスッキリ。ナプキンの結び方で華やかさを。花器を変えてガラスの多すぎを控えよりモダンな感じに。

さて、私の。前回よりはましかなー?と思いつつ。

花器の位置、箸の位置を修正。黒いナプキンを追加してくれました。丸い皿、長方形のマット、三角のナプキン、花器のひし形と形の面白さが出ました。

今回は全員、修正は少しでしたが、ほんのちょっとの事でかわるんだなーと実感。
お花屋さん「fan」http://flower-fan2.blog.so-net.ne.jp/は今日も素敵な花たちに囲まれてました。