魔女のスープと変な粉

2013.2.26魔女のスープ

ウチの犬のご飯は手作りです。
アポロが3歳ぐらいからずっと。チェルシーはパピーの頃だけフードも少々使ったけどその後はずっと手作り(生食)です。
手作りご飯は生肉+どろどろ野菜+骨。肉は馬と羊と牛のローテーションで、たまに魚や鹿やカンガルー(本当は鶏が安くていいんだけどアレルギー検査でちょっとだけ数字が出ちゃったので念のためやめている)。
野菜はその時あったものを消化しやすくするためにジューサーでどろどろにします。生のものがメインだけど、加熱する野菜はまとめて数日分作っておきます。
この煮込み野菜ですが、根菜やお芋類やきのこなどに、ハーブを入れて煮込みます。このハーブのせいなのか、これを煮込む時に怪しい匂いがキッチンに漂います。そう、まるで魔女が呪いをかけたスープを煮てるような。ちょっと前に川瀬七緒の「147ヘルツの警鐘〜法医昆虫捜査官」というミステリーを読んだら、刑事の奥さんが自然食にはまって超まずい魔女のスープみたいなのを煮込んでてって下りがあって、コレの事やん!!って思った程。ハーブはビタミンCの補給のためのローズヒップと免疫力UPのためのエキナセア。このエキナセアが多分魔女臭の元と思われます。
この日煮込んだ野菜はさつまいも、かぼちゃ、ごぼう、えのき、まいたけ、しめじ、ナス、赤ピーマンなど。ほかにはその時によって、サトイモやらレンコンやらブロッコリー、カリフラワーなどなど。これだけで野菜が10種類以上なので、栄養バランスばっちり魔女の呪いどころか母の愛情たっぷりなのです。
そしてもうひとつ。「変な粉」。なんじゃそりゃ?
ご飯に最後に振り掛けるこれまた栄養たっぷり愛情手作りサプリです。
黒ゴマ、白ゴマ、煮干、桜えび、ウコン、クコの実、パンプキンシード、昆布粉、しいたけ粉などをミックスしたしたもの。お友達のMAXにはこれにきな粉と高野豆腐粉をいれますが、チェルシーは大豆はNGなので入れません。ね?こちらも栄養たっぷりでしょ?これを我が家では「変な粉」と呼んでいます。
魔女のスープ」も「変な粉」も母の愛がたっぷり。チェルシーにいつまでも元気でいて欲しいという願いがこめられているのです。人間の夕食の支度を後回しにして、作ってることもしばしば。王様に「どういう優先順位なんだ」とぼやかれますが(汗)。