迷子ちゃん顛末記

2012.8.2迷子ちゃん

8月1日の事です。スポーツジムから帰って(入会したのだ)車から降りると、近所の奥さんが私を待ち構えてたかのようにやってきた。
実は今朝からウチの駐車場にワンちゃんが居座ってて・・・どうしたらいいかしらー?犬の事ってわからなくて。」
えええーーっ!それって迷子?捨て犬?
あわてて見に行くと、確かに駐車場にちんまりシーズーらしきワンコが座っている。迷子札も鑑札もついていないかわいいひまわりのリボンはついてるのに。サマーカットにトリミングしたてみたいだから多分、サロンでつけてもらったリボンなんだろうなぁ。そこまでしてもらってるんだから、捨てられたんじゃなくて迷子だと思いたい。愛護センターには電話したけど、もう5時過ぎてて繋がらなかったそうだ。困った私はsachiさんに電話して助けてもらった。すぐ駆けつけてくれたsachiさん。即座に近所のシーズーを飼ってるお宅に聞きに行ってくれた(私にはこれが分かんないのだ)。結局、ご近所の子ではなかった。とりあえず、散歩がてら近所を聞きまわろうかってことで、家から使ってないカラーとリードを貸してあげたんだけど・・・つけさせてくれない。頑張ってつけようとしたら・・・トコトコ逃げ出した。ありゃりゃ。シーズーなのですぐに追いつくかと思いきや・・・ぜんぜん追いつかない。シーズーのスピード、侮れない。町中走り回ってやっとの事で捕獲。リードつけて犬の散歩中の人に聞きまわったり、自分で家に向かうんじゃないかと歩かせてみたり。もーう、全員汗だく、くたくた。
結局、1日の晩は、最初に見つけたお宅のお庭に保護することになりました。翌朝センターに電話してみようってことで。飼い主さん、見つからなかったらどうする?ってどよーーんとした気持ちになったのだけど、見つけた奥さんが「ウチ、猫がいるけど、でも見つからなかったら引き取るわ。かわいそうだって娘も言うし。」って言ってくれてほっとした。迷子を保護するのって、これが一番難しいところ。「飼い主が現れなかったらどうするのか?」
でね、心配しながらすごした翌日、センターに電話したらあっけなく飼い主が見つかりました。結構離れた違う町内。ちょっとした隙に家から出てしまったとか。飼い主は足の悪いおばあちゃんだそうで、とっても心配してたそう。私は会ってないけど「室内犬でも、いつでも迷子札つけとくように!かわいいひまわりのリボンは何の役にもたちませんっ!」と注意したい気持ちでした。
あー疲れた!そしてハラハラした!でもま、めでたしめでたし、でした。