山田洋次が選んだ日本の名作100

2012.5.22映画

最近、家で録画した映画を見ることが多い。ま、見ないと容量がいっぱいになっちゃってやばいってのが主な理由なんだけど。テレビにしろ、パソコンにしろ、なんで私の生活っていつも「いっぱいいっぱい」なんだろうか。
それはさておき、最近見てるのがNHKでやってる「山田洋次監督が選んだ日本の名作100」。古いのから新しいのまで。ちょっと前は「家族編」をやってて、今は「喜劇編」。毎週録画にしてたにもかかわらず、録画し損ねたのもあるんだけど、(「風の中の子供」とか見たかったな)つい最近では有名なのに見てなかった「君の名は」を見て佐田啓二のかっこよさに改めて感心したり、見るのは3回目だけど「シコふんじゃった」を見て若かりし日のもっくんのお尻のかっこよさに感激したり、「ニッポン無責任時代」で植木等ってよく見るとイケメンじゃない?と新たな発見をしたり(おいおい、ダンシのかっこよさに感心してるだけじゃん)。いえいえ、昔の日本映画の良さや、最近の日本映画のよさも再認識しております。
若い頃は、古い洋画を見るのに結構一生懸命で、「やっぱりイングリット・バーグマンでしょ」とか「第三の男がいいよね」言ってましたが、その後古い邦画も見るようになりました。小津安二郎が大好きです。その後新しいハリウッド映画もみたり、邦画も見たり、また古いのに戻ったりしてますが、今では洋画だろうが邦画だろうが、古かろうが新しかろうが良いものは良いのだ。と思います。さらに、20年前一生懸命見てたときには良さがわからなかったモノも今になってしみじみいいなぁと思ったりするのです。年をとるのも悪くないよね。
と、ここまで書いていたら、書いてるのが実は30日だもんだから、新藤兼人監督の訃報が飛び込んできました。「原爆の子」、名作でした。永久保存してあります。