あれから1年

2012.3.11王様とチェルシー

あの大震災の日から1年が過ぎました。
あの日王様は11〜12日と一泊二日の人間ドッグ(千葉の病院で)、私も午前中健康診断でした。
地震が起こった午後のあの瞬間、チェルシーと家に居ることが出来て、本当にラッキーでした。テレビがかなり揺れて倒れそうで、片手でテレビを押さえ、片手でチェルシーの首輪をつかんで揺れがおさまるのを待ちました。もし留守にしていて、もしチェルシーの上にテレビが倒れたら・・・と思うと。
この1年、本当にいろいろなことを考えさせられました。今後起こるかもしれない地震の不安、エネルギー問題、復興の問題、放射能問題・・・。日本という国はこれからどうなっていくんだろう?このまま関東に、日本にいて大丈夫なんだろうか?などなど
でも、結局私たちはここに居ます。大きく変化したことはありません
ただ、前にも増して、一日一日を大切に過ごそうと心に誓っています。でも、それは実は2年前アポロが血管肉腫を発病してから、変わらず思っていること。幸せも、健康も永遠ではなく、どんなに愛おしいものともいつか別れが来る。何の前触れもなく突然奪われることだってある。それは、震災の日でなく、2009年の12月に悟ったことでした。
だから今日も全力で、明日も全力で、愛おしいものを愛そう(全力で頑張るとか、全力で生きるとかじゃないのが、私らしいでしょ)。この1年、それを再認識しながら過ごしました。
大好きな人に大好きだって、ちゃんと伝えていますか。ありがとうってちゃんと言えていますか。大好きなわが子に愛してるって伝わっていますか。もしも、今日地球が突然終わっても、「ああ、掃除すればよかった」なんて後悔はしないけど、「ああ、家族にありがとうって言いたかった」とは思んじゃないかな。だから掃除は明日に伸ばしても、ありがとうは明日に伸ばさない。えええーっ?結局掃除しない言い訳かいっ!!
あとね、余談ですが、あの日の昼メシ、私チキンラーメンだったんですわ。ぐらぐら揺れる中で「ああ、最後のメシがチキンラーメンって悲しいなぁ」って思ったんですわ。やっぱり、一人でもメシに妥協しちゃいかんね。毎食「これが最後のメシかも!」の真剣さで向かおう。
おいおい、結局最後は食いモノの話かいっ!!

今年の3月11日の午後、栃木から帰って来てから、寝室でごろごろ過ごした私たち。これでもか!っていうくらい、愛にあふれてた王様とチェルシー。愛し合ってるか〜い?オーイエイ♪愛し合ってるぜぃ!