第84回アカデミー賞授賞式

2012.2.27アカデミー賞

はい、毎年恒例のリアルタイムでアカデミー賞授賞式を見る会を開催しました(1人で)。
といっても、今年は録画して追っかけ再生で(リアルタイムじゃないじゃん)。だって、トイレとか行くし、途中で洗濯物干したり。
アカデミー賞ノミネート作品は、概ね日本では公開前なので、見てない作品なんだけど、直前予想番組とか見てチェックするわけ。
今年は「アーティスト」と「ヒューゴの不思議な発明」の2作品が最有力では?と言われてました。
「アーティスト」はモノクロ、無声映画しかもフランス映画だし、「ヒューゴ」が取るんじゃないかなー?と思ってたら、「アーティスト」でした。フランスで作られた「ハリウッドへのオマージュ」というのが良かったのか。
私が気になったのは、「アーティスト」に出演して名演技で話題になったジャックラッセルの「アギー」。カンヌ国際映画祭パルムドッグ賞を受賞、第1回ゴールデン・カラー賞金の首輪賞)も受賞した。アカデミー賞授賞式にも出席しており、作品賞受賞の際にはだっこされて舞台に上がっていた。きっと、アカデミー賞授賞式のステージに上がった犬は初めてじゃないかな?
アギーは捨て犬で殺処分寸前だったところを、動物トレーナーに引き取られタレント犬になったそうです。
どうやらすでに「ジャックラッセルテリア」という犬種に注目が集まってるようで・・・。非常に憂うべき事態です。ジャックラッセルは小型だけど、活動的で運動量も沢山必要、決して穏やかとはいえないし、初心者に飼いやすい犬種ではありません。大流行とかして、不幸なジャックラッセルが増えないことを切に願います
それより、元捨て犬で処分寸前だったって事に注目してほしい。元捨て犬が、努力しだいでこんな素晴らしい犬になるんだって事に。保護犬を迎えてない私が言っても説得力ないかもしれないけどさ。
でも、ジャックラッセルのブームじゃなくて、捨て犬を迎えるブームが起こるといいな
ちなみにアギーはこれで引退するそうです。引き際も美しい。
ちなみに、アカデミー賞作品賞を逃した「ヒューゴの不思議な発明」にも実はワンコが出ている。ドーベルマンブラッキーは悪役らしいが。マーティン・スコセッシ監督は当初、ブラッキーゴールデン・カラー賞にノミネートされていなかったことに抗議したそう。
公開されたら、どちらもワンコ名優の演技を見たいので、ぜひ見ようっと。

アギー。

ヒューゴの不思議な発明