迎え火

2011.7.13迎え火

私の両親は2人とも東京の出身なので、お盆は7月
13日は迎え火を焚いた。
あ、アポロじゃなくて、父のね。父が亡くなったのは2000年の8月。もうずいぶん昔の話になる。
実家では毎年、迎え火を焚く。これは、父が元気だった頃も。お盆に迎えるご先祖様のためにね。そのころは、「知らないご先祖様」のためだったんだけど、今は本当に父が迎え火を見て帰ってくるような気が・・・するかというとやっぱりあんまりしない。そもそも、そういうの信じてないし。
でも、お盆に迎え火を焚いて、その火を目印に、ご先祖様が帰って来るというそういう行事自体は結構好き。情緒があって、細やかな日本人の心が生きてるなぁと思う
アポロじゃなくて父のための迎え火と書いたけれど、きっと実家が好きだったアポロも一緒に実家に来たんじゃないかなーと思う。信じてないけど、そういう風に思うとちょっと楽しかったりちょっと癒されたりするよね。
迎え火は素焼きの焙烙(ほうろく)にオガラを折って積み重ね、火をつけて燃やします。夏の夕方の風の中、ちょっと風情があるなぁと思うのでした。
が、チェルシー連れて行ったら、大騒ぎで、風情どころじゃなかったけど(笑)。

大騒ぎでちゃんとしたチェルシーは撮れず頭だけ。
実家に行くなり、写真に写ってる青じそくってました。