幻のレバ刺し

2011.7.8幻のレバ刺し

過日のユッケの事故の影響で、被害がなんとレバ刺しにまで飛び火している。私たちにとっては明らかに「被害」。
ユッケよりもっともっと大好きなレバ刺しが食べられなくなるなんて!どうすりゃいいんじゃ!
全般に我が家は生肉好き。(犬が生食なのとは関係あるかどうかはわかんないけど、でもあるかも)ステーキもレアが好きだし、ユッケも牛刺しも好き。鶏タタキや鶏刺しも好きだし。中でも馬刺しとレバ刺しは特に好き。レバ刺しは本当に鮮度が良くないとおいしくないので、おいしいレバ刺しを出してくれるもつ焼き屋と、新鮮なレバ刺しを売ってくれる近所の肉屋はとっても貴重だった。特に、近所の肉屋。木曜に肉が店に入るので、金曜に買いに行く。あらかじめ電話しておかないと、全部売れちゃってる事も多い。金曜にゲットできるというのがなかなか良くて、週末にレバ刺しをつまみに飲む酒は旨いのだ〜。
王様も大喜びだし、何より切って出すだけなので楽なのにご馳走。我が家はなぜだか去年も一昨年もクリスマスにレバ刺しだった。アポロの最後の「うちのこ記念日」も。レバーは貧血にいいからって、食べさせたっけ。おいしそうに食べてくれた。
テレビで、ずいぶん騒いでいたので、ちょっと不安に思いながら8日の金曜日、肉屋に電話してみた。「今日はレバ刺しありますか?」そしたらなんと「今やってないんですよ。」えええーっ。ショック!だけど「やっぱりなぁ」とも思った。あれだけ問題になっちゃねぇ・・・。
でもさー、今までずーっと食べてきて、今回はユッケでは大変な事故になってしまったけど、レバ刺しは何か被害はあったんだろうか?もう、あとは自己責任ってことにしてはもらえないだろうか?と、レバ刺しファンとしては思うのであった。
ちなみに、私が買ってる肉屋さんは、レバーを捌くときに、包丁とまな板は別のやつを出してきて、確かお兄さん手袋してたし、お兄さんしか捌かないらしい。ちゃんとしてるなーって思ったものだった。
レバ刺し販売の再開を切に切に願うのであった。
昔のアメリカの禁酒法の様に、レバ刺しが法律で禁止されちゃったら、法律を犯して「闇の売買」に手を染めそうな勢いの我が家です。
ああ、この美しいみずみずしいレバーがもう食えないなんて!