チェルシーを迎えるに当たって・その2

2010.8.11アポロ

昨日の話の続きです。
昨日のを読んでない方はお手数ですが、昨日のから読んでくださいませ

ウチが2頭目を考え始めたのは、名古屋に行ってしばらくした頃からだったかなぁ。千葉に戻ったら2頭目を迎えようって思っていました。
で、どこからどう迎えるべきか・・・?
あ、2頭目もゴールデンっていうのはもう、決めていたの。
アポロと暮らして、やっぱり私たちはゴールデンに惚れてしまったのだ。だからゴールデンってことは大前提
多分、「純血種」というものを人間の都合で作り出したこと自体に反感を覚えている人もいるでしょう。その気持ちもわかるし、そうかもしれないとも思います。ただ、狼が犬に変化する時に「人間の役に立つことで、メシをもらって生きていく」という選択を彼らはしたわけで、その延長に「狩猟犬」やら「牧羊犬」が作り出されたのは歴史というか文化というか。いえ、これもゴールデンに惚れているが故の正当化かもしれないけど。いや、間違いなく正当化です(汗)。
でもね、惚れてしまうともう、どうしようもないの。だから、ウチが迎える2頭目はゴールデンって言うのは大前提ね。
で、2頭目を迎えることを考えた時、考えた。どうする?どこから迎える?
こんなに動物愛護について、殺処分についていろいろ思っている私たち。保護犬を迎えるべきでは?とも思いました。それでもやっぱり惚れちまったゴールデンってことなので、結構限られてはいたりします。でも、勿論、捨てられたゴールデンもいくらでも居るわけです。これがひとつの大切な方向。昨日言っていた、受け皿になる決心です。
でも、今回私たちはもうひとつの方向を探ってみることにしたのです。いつか、遠い先でも、蛇口を止めるための何かの力になる為の努力です。それは、安易にブリーディングしない、本当にゴールデンレトリバーの事を勉強しているブリーダーを知ることでした。
捨てられる犬が減らない、蛇口が閉まらない原因は、沢山ありますが、(簡単なはずの事では迷子札をするとか、避妊をするとか。でも、簡単じゃないんだけどね)ひとつには、利益の事しか考えず、ゴールデンの事も何も勉強せず、酷い環境で繁殖だけをしているブリーダー(パピーミル-子犬工場-と言われています。今後ここでは区別するためブリーダーでなくパピーミルと呼びます。)を無くす事が大切な事です。そういう、劣悪なパピーミルから、市場に出された子犬たちは、生後1ヶ月ちょっとで売りに出され、少々疾患があっても、売れらて行き、ペットショップの店頭に並ぶのです。そしてショップで売れ残った子たちの最後は?そして、始終聞こえてくる「ブリーダー(パピーミル)崩壊」の悲劇。崩壊したパピーミルからは、行き場を失ったたくさんの子犬たちが保健所などに持ち込まれ、殺処分されています。
こういったパピーミルやペットショップを世の中から無くしていくには、とっても回りくどいことかもしれないけど、そういうところから買わない事です。回りくどいけど、誰も買わなければ、パピーミルやショップは存在できません。
そして、そのために、「じゃぁ、本当にまじめなゴールデンレトリバーのブリーダーってどこに居るの?ゴールデンの子犬が欲しい人はどこに行けばいいの?」それを探そう!と思ったのです。
あーあ。また長くなっちゃったよ。今日はここまで。長くてホントすみません。
写真は今年の4月4日のアポロ。「ブリーダー探しに時間かかりすぎたから、あたしチェルシーに会えなかったんじゃないの?」って思ってるか?いや、最後まで1人っ子で良かったって思ってるかな。それにしても、やっぱアポロってば美犬だわ♪(もう、居ない子だから親ばかお許しを。居る時から親ばかだったけどね)