抗がん剤・カルボプラチン4回目

2010.5.25抗がん剤・カルボプラチン4回

3週間ぶりの抗がん剤。カルボプラチンに抗がん剤を変えてから今回で4回目
抗がん剤の前に、レントゲン、エコー、血液検査。レントゲンは心臓も肺も問題なし。ほっとする。エコーは肝臓の転移を疑うものは今回は大きくなっていた。さらに、二重の円状のものも新しく見られ、これはもう「転移かもしれない」と「かもしれない」に希望を託しているわけには行かなくなった。そして血液検査。抗がん剤の副作用は出ていないようだが、少々貧血(PVC35、RBC494、PLT20.9)。それから肝臓の数値が正常の範囲から外れていた。
これは抗がん剤の副作用ではなく、肝臓に出来た腫瘍が原因と思われる。
なので、抗がん剤投与には特に問題はなし
肝臓の数値の異常の対策として、新しい薬をもらった。
参考まで血液検査の数値を。AST(GOT)133、ALT(GPT)138、ALP1208GOTだのGPTだのが高いって王様じゃないんだから・・・。新しくもらったバキソ(ピロキシカム製剤)は腫瘍細胞の増殖抑制、血管新生をおさえる上皮の増殖をおさえる効果があるそう。3週間投与して様子を見ることに。
食べ物の好き嫌いが激しい事を報告したんだけど、こちらの先生は「抗がん剤の副作用とは考えにくい」だそうで。美味しいものの食べすぎでは?と。うーん。それにしては、ヨーグルト、バナナ、牛乳など「大好き」だったものに見向きもしなくなったなど、「わがまま」ではすまない変化だと思う。やっぱり副作用じゃないかなーと母としては思うのだ。ま、抗がん剤を中断するとかそういうことは思わないけど。それに、何と言っても体重は増えてるので(汗)。問題はあまり深刻ではありません。
肝臓のほうが深刻だなー。じわじわと、進行してるのか・・・という感じ。バキソが効いてくれますように。
抗がん剤待ち。腕にはすでに針が入ってます。投与量は今日も前回と同じ170mg/平米。


抗がん剤の後で病院の近くの公園をお散歩。アポロは元気もりもり。なんか明るい話じゃなくて申し訳ないです。しかも、検査の数字やら、薬の名前やら、興味が無い人も多いと思います。でも、癌と戦っているワンコの飼い主さんに少しでも参考になれば、と思って、細かい事も記録しています。血管肉腫や、そのほかの癌と戦っている子たちの飼い主さん、この子達の笑顔のために頑張ろうね!