抗がん剤・カルボプラチン2回目

2010.4.13抗がん剤

火曜日は抗がん剤の日
予約は朝9時だったので、結構朝があわただしい。
血液検査、レントゲンの結果は問題なく、副作用は出ていない。今回も抗がん剤の投与可能。ただし、エコーの結果は前回同様、「肝臓に転移の前兆を疑える部分がある、前回より少し広がっている」という所見。ただ、「はっきりと転移というわけではまだない」という事と、「仮に転移しても、肝臓は残りの部分で正常に機能するのですぐにどうにかなるわけではない」との事。いずれにしても、転移しても外科手術という選択は無いので、治療方法は変わらない。はっきりと「転移です」といわれる日が少しでも先になるのを祈るだけ
この日はちょっとしたトラブルが。
アポロは抗がん剤は右手にいつもしてるんだけど、今回、右手に針を入れて、チューっと注射器で時間をかけて入れてる途中、看護師さんが「ちゃんと入ってない!」と先生を呼びに行ったの。で、先生が針の入れなおし。今度は左手に。つまり、抗がん剤が血管じゃないところに入ってしまったわけ。「しばらくすれば、ちゃんと血管内に吸収されるので大丈夫ですよ」といわれたけど「ホント?」ってちょっと思う。さらに、「ちょっと腫れてるようなので冷やしましょう」と保冷剤で冷やした。「ごくまれに、脱毛したりすることがあることもありますが、通常大丈夫です」だそう。
そんで「家に帰っても、しばらく冷やしてあげてください」だって。えーっ!お天気がいいから帰りに花の美術館に行こうと思ってたのに〜。がっかり。
今回は断念しておとなしく家に帰って、保冷剤でアポロを冷やしましたよ。
アポロは特に変化はなく、多分大丈夫だったんじゃないかな?
でもね、翌日看護師さんから電話があったの。「昨日のところ、大丈夫ですか?腫れが引かなかったり、痛がったり、脱毛したりしてませんか?」だって。こんなこと、めったにないんだけど、やっぱり血管からもれたって結構本当はやばかったんじゃないの?って思いました。
ところで、診察前に体重を量るんだけど、アポロの体重なんと24.45キロになっちまいました。
ひえー!!ただのデブじゃん!いくらなんでも太らせすぎたか?でも先生は笑いながら「まぁ明らかに肥満っていう感じでもないのでいいんじゃないですか?」だって。ホントか?なんかね、すっかりどっしりした感じよ。お腹って言うか、前足の付け根のあたり。肩のあたりにたっぷり肉がついた感じ。ま、いいか。
これがカルボプラチン。アドリアマイシンと違って無色透明。今回は少し前回より増やして170mg/平米。

最初右手に針を入れてました。

カルボプラチンは腎臓への負担が少ないので、点滴ではなく時間をゆっくりかけて注射器で注入します。
これは左手に刺しなおしてから入れてるところ。