マンマ・ミーア&魔法にかけられて

2010.2.25魔法にかけられて

相変わらず、録りためた映画を見ている今日この頃。
この間見たのが「マンマ・ミーア」2008年、監督フィリダ・ロイド、主演メリル・ストリープ。人気のミュージカルを映画化したもの。イギリスでは大ヒットし、タイタニック興行収入を抜いたそうだ
ギリシャエーゲ海に浮かぶ島で小さなホテルを営むメリルストリープとその娘アマンダ・セイフリード、メリルストリープの元恋人たち(誰かが娘の父親)が繰り広げるコメディ。
私は映画の評価は結構甘い。映像技術や映画音楽、その他の背景に詳しくないので、知らないのにあんまり辛らつなことも言えないっていうのが正直なところ。が、この映画はちょっと・・・。そう思って、映画評のサイトを見たら、同じような感想の人もいてちょっとほっとした。
メリル・ストリープは好きな女優だけど、ちっとも素敵に描かれてない。田舎の島のホテルの女主人だって、彼女ならナチュラルに素敵に、かつユーモラスにやれると思うんだけど、衣装からなにからイマイチ。お友達のおば様たちも全員イマイチ。そのおばさん3人で歌ったり踊ったりは正直見ててイタイ
かといって、若者たち勢ぞろいの歌や踊りもそれほど良いとも思えず、なんだかごちゃごちゃバラバラした感じ
もともとがミュージカル舞台の作品だから、ありえない展開や急に歌いだしたりするのは別に良いと思うんだけどねぇ。ABBAの音楽が全編を彩っているので、ABBAのファンなら、音楽がいいのよ!って事かもしれない。私はそうじゃないので、評価できるのはエーゲ海の美しさだけ
ああ!超酷評。ここまで書くのってちょっと怖いわぁ。この映画好きだった人いたら本当にゴメンね

その後見たのが「魔法にかけられて」。こちらは2007年のディズニーのミュージカル映画。監督ケヴィン・リマ、主演エイミー・アダムス。アニメの世界のお姫様ジセルが悪い女王に現実のニューヨークに突き落とされてしまう。実写になったお姫様が繰り広げる、ドタバタコメディ。
こっちはね、私的には面白かった。あのディズニーが、ディズニーアニメ自体をパロディにしてるってのがまず「良くやった!」。自虐ネタって感じだもん。アニメの部分と実写の部分が両方見れるのも面白いし。ストーリーはバカバカしいんだけど、いいのよ、ファンタジーなんだから、バカバカしくて楽しければ。そして、やっぱり美しいの。お姫様も、魔女も、ドレスもミュージカル映画はやっぱり美しい方がいいよねぇ。あーそれにしても、映画のように歌を歌えば掃除をしてくれる鳩やネズミいないかなぁ