BOX!

2009.12.8ボックス!

実は最近、イマイチ本が読めてない私ですが・・・写真のせいか?それはまずいなー。
とはいえ、最近読んだ本を。
「BOX!」百田 尚樹。この人の本は初めて。知らなかったし、しかもボクシングの話っていうじゃない?王様が「だけど、すごいお勧め」っつうもんで、「えー?ボクシングぅ?」って思いながら読み始めたの。私、格闘技は全面的にあんまり好きじゃない。だって痛そうじゃない?血とか出るし。やってる人を否定する気は全く無いけど、痛そうだから観戦したくないって感じ。
それがねー、面白かったのよ。ボクシングの見方が全く変わりました。なんか、すごく知的でエキサイティングで戦略的、スマートなスポーツじゃないか!ただの殴り合いじゃぁぜんぜん無いんだ!そういったスポーツの面白さ、試合のわくわく感がすごい。もう、ドキドキしながらページをめくるあの楽しさっていったら。
しかーし、それだけじゃない。舞台は高校のボクシング部、高校生の男の子たちが肉体的にも、ボクシング的にも、精神的にも成長していく様子が丁寧に描かれててきゃーん!青春♪」って感じ。男の子たちが可愛くてまぶしい。ちなみに、主役級の少年は2人。天才的ボクシングセンスの鏑矢進学コースの秀才・木樽。私は断然木樽君がタイプなんだけど、読み進めていくうちに鏑矢にもぐっと来たりして・・・。
この本を読み終わった後で、この間亀田VS内藤の試合を見たら、なんだか違う視点で見られてすっごい面白かった!パンチのスピードとか、ブロックの手の高さとか見てました。今までは見ようともしなかったのに。
奥が深いぞ、ボクシング