志らくのシネマ落語

2009.11.16志らくのシネマ落語

私たちは、特に王様は立川志らくという落語家が好きです。今までも何度か志らくの落語を見に行っています。
その中の志らくが作った「シネマ落語」ってのを、月曜は新宿の紀伊国屋ホールに見に行ってきました。平日の夜王様が何かのチケットを取るって珍しいの。昔は結構ユーミンのライブとか、映画とか行ってたんだけど、ここ数年行ってない。王様の仕事が忙しくて、6時半とか7時とかの開演に間に合わないから。ところが、志らくのシネマ落語って言ったら「行く!」と即答。要するに無理をしてでも見たいくらい、志らくが好きってことね。
この日の演目は、古典落語の「抜け雀」とシネマ落語の「タイタニック」。前座は志らくの弟子の立川らく次の「湯屋」。この立川らく次については前に何回か書いたことがあるんだけど、偶然ですが姉の大学の教え子。何年も前から聞いてるから、上手くなったな〜、となんだか見守る親戚のおばさんの気分です。
しっかし、志らくは「抜け雀」にしても「タイタニック」にしても、ほんっと面白い。シネマ落語ってのは映画のストーリーを江戸時代に置き換えて落語にしちゃうっていう奇抜なものなんだけど面白いのよ〜。映画好き&落語好きならたまりません
しかし、何箇所か私には解らないところで会場が沸いているではないか。なぜだ?他の落語のネタを使った洒落がね、何回も出てくるらしいの。時々落語を聴きに行くものの、まだまだ知らないのが沢山。笑えなくってくやしーっ!これは、やっぱりもっと知らないと100%楽しめないわ。知れば知るほど面白くなるって感じかも。
いやー、それにしても、舞台装置も無く、バックバンドも無く、たった一人でしゃべりたおして・・・落語家ってすごすぎる。たっぷり楽しませていただきました。これで3500円は安いよねー。