栃木へ・祖母のお通夜・納棺の儀

2009.10.8アポロ

祖母のお通夜のために、アポロも連れて栃木の実家へ
午後、納棺の儀が行われました。親戚の皆さんが、実家に来てくださって、葬儀社の方が儀式を進めて下さいました。
10年前に私の父が亡くなった時は、そういう儀式はなかったので、初めての事です。映画「おくりびと」は見ていないのですが、多分似た感じだったのでは?見ておけば良かった。
まず、棺に親族みなで遺体を納めます。その後、アルコール綿で、遺体の手足や顔を清めます。これは、全員で少しずつ。その後、白い足袋を二人の親族が履かせ、手甲・脚絆も親族が数人でつけてあげます。腰巻を上に乗せ、その上から白い布団をかけます。木製の杖を入れ、あの世へ行くためのお米とお金とわらじも棺に納めます。あれ?故人が好きだった着物を掛けてあげましたが、最後だったかな・・・?親族皆で儀式をすることで、みなで送り出してあげる気持ちになるのかもしれません。厳かな儀式でした。
私の父の時は、散歩の時良く来ていたお気に入りのシャツとズボンでしたし、死に装束もなーんもしなかった気がします。なんせ10年前なので記憶が定かじゃないけど。こういうのは地方によってずいぶん違うし、時代もあるかもしれません。映画の影響で、納棺の儀をきちんとする事も多いのでは?
何しろ、初めての体験。親族でなければ、立ち会うことが出来ない儀式です。貴重な経験をさせてもらいました
夜7時からお通夜。義父は亡くなった祖母の長男、そして王様も長男。苗字を名乗るものということで、私も王様と共に黒いリボンを喪服につけて、お焼香の時には前に立って、みなさんにお辞儀する役目を・・・。私、孫の嫁で結構遠いんだけどいいのかな?苗字ってそういうもんなのね。
お通夜を終え、実家に戻るとアポロがちゃんといい子で待ってました。誰もいない実家に1人留守番でごめんね〜。葬儀場には犬は入れないもんねぇ。
写真は何も撮らなかったので、以前公園で撮ったアポロです。