本、返しちゃった・・・

2009.8.19柴田よしき

ウチは、結構図書館で本を借りることも多いです。いえ、王様の職業柄、新刊も大量購入しています。でも、全部は買えないので図書館に予約して借りるんです。王様だけじゃなくて私も結構予約します。私が必ず予約するのは篠田節子と柴田よしき。新刊が出たら即予約を入れます。図書館のデータベースに載る前に予約カードで手書きで予約するとかなり早く順番が来たりするの。
で、この間借りたのが柴田よしきの「ドント・ストップ・ザ・ダンス」。赤字を抱えた保育園の園長が副業の私立探偵で奮闘する話です。ソフトなハードボイルドって感じで(どっちやねん)、ハードボイルドが苦手な私にも、入り込みやすいシリーズです。なんせ保育園だから園児やら保育師やら出てきて、ほのぼの〜させてくれるの。
んで、火曜日のこと、図書館から他の予約した本が来たと連絡もあったし、他に読み終わって返す本もあるから、と頑張って読み上げたの。だって、延滞の本があると新しい本借りにくいんだもの。別に貸してくれないわけじゃないのよ。でも「遅れてる本がありますね」「すみません、一両日中に返します」なんて会話を毎回するのもハズカシイ。だもんで、夕方図書館閉館時間になんとか間に合うように読み終わって、ダッシュで駆け込み返却&貸し出ししてきた!
そんで、夜帰ってきた王様に、得意げに報告。「今日ねー、頑張って本読み終わって、予約してたの借りてきてあげたよ!」もともとは、王様が予約した本を借りに行くためという気持ちだったので、すっかり恩着せがましい私
えっ?柴田よしき返しちゃったの?俺、まだ読んでない。結構あのシリーズ楽しみにしてたのに・・・。」そうでした。借りてきてずっと、私の手元にあったので王様が読んでない事は知ってたはず。このシリーズを王様が好きなのも(少なくとも私より)知ってたはず。なのに、ついうっかりっていうか王様が読むなんて頭からすっかり抜け落ちていた。ごめん!すまん!良かれと思ってやったのにぃ・・・。ま、人生そんなもんだよね。あわてて、もう一度「ドント・ストップ・ザ・ダンス」を予約しなおしてみた。既に50人以上待ってた・・・。あーあ