迎え火

2009.7.13迎え火

夕方、散歩の途中でアポロを連れて実家に寄ったら、母に「あら、ちゃんと覚えてたのね」って言われた。何のこと?お盆のお迎え日を焚く日なんだって。ウチの実家は7月の新盆です。母に言わせると「江戸っ子は新盆」だそうだけど、ホントかどうか知りません。
覚えてないよねー。だって去年だか一昨年だか、送り火を焚くのを忘れたって事件があったもん。ずっとお墓に帰れないじゃん。(1ヶ月遅れで焚いたけどさ。長期滞在だね。)
で、夕方、母と義兄と私とアポロでお迎え火を焚きました
この火を目印に父が上野の墓から、実家に帰ってくるそうです。別に仏教徒でもないので信じてはいないけど、まぁ昔からの習わしだし、ちょっと情緒があっていいよねーと思いながら。アポロも火を見てました。私たちにはわかんないけど、犬って結構そういうのに敏感だからもしかして父が帰ってきたのわかったかな〜?なんて言いながら。
父は1999年の8月に亡くなったのでアポロの顔を知りません。いつかアポロが向こうに行った時、初対面の2人、ちゃんとわかるのかな?ちゃんと父はかわいがってくれるかな?でも、悪いけどもう少しそっちで1人で我慢してね、と父に言っときました。そうね、あと10年ぐらい?!
写真の下のベージュの物体が火を見つめるアポロです。