298円

2009.7.8 298円弁当

今CMで話題の298円弁当を食べてみた。
たまたま午前中、公民館の写真サークルで、帰りに「せい○う」に寄ったもんで話の種に!と思って。ちょうど前日母と「あのCM面白いよねー」と話題にしてたので、実家に寄って実家で見せながら(?)食べてみた。
何種類かあったけど、私が買ったのは鳥から揚げ弁当。本当に298円。から揚げ5個に、マカロニサラダ、きんぴらごぼう、ご飯。確かに安い!味の方はねー、まぁ298だもん、仕方ないよって味です。いや、特にまずいわけではないよ。しかもボリュームは文句無いくらいたっぷり。おそるおそる後ろに書いてあるカロリー見たらなんと800キロカロリー以上。ひえ〜っ!これなら、若いサラリーマンも大満足でしょう。
ただ、野菜が少なすぎな感じ。もうちょっと野菜のおかずがほしいよね。って298にそこまで求めてはいけないね。
もう、このお値段なので、原料の何が何処産とかは追求しないほうがいいよね・・・。
何でも安いのは嬉しい。
でもね、かつてメーカーに勤めてた人間として思うんだけど、weight:bold;">不自然に安いってことは、何かを削ってるんだよね。原料費か、加工賃か、流通費用か、店の利益か。原料が安いってことは、そういう原料を使ってるか、でなけりゃ原料を納入してる業者が泣いてる。加工賃を抑えるためには加工工場のパートの人が安い賃金で使われてる、もしくは加工会社の利益が異常に削られてる、流通費用を抑えると、トラック過積載問題、ドライバーの過労問題につながり、そして流通も利益を削り・・・。必ずそういうひずみが来るんじゃないかなと思うと手放しに喜べない気持ちもある。
安さを追い求めすぎると、回りまわっていろんな企業が苦しくなって、回りまわって不景気になるんじゃないか?とね。でも、本当にお弁当代500円のお父さんは、そんなこと考えていられないよね。厳しいなー。
何でもそうなんだけど、安いものには安い理由があるのだ。その理由が、納得のいくものだったらいいんだけどね。
あれ?またまじめになっちゃったよ、私ったら。