ひとつ屋根の下

2009.5.11ひとつ屋根の下

ドラマは、リアルタイムであんまり見ないけど、昼間の再放送を良く見る。だって、毎日やってくれるから効率がいいっていうか。週一だと忘れるっていうか。
この間「ひとつ屋根の下」をやってたので、録画してまとめて見た。毎日やってても、毎日見ないで録画してまとめて見るのだ。名作なのでリアルタイムで見た人も結構いるのではないかな?1993年のフジテレビの月9。フジテレビの連続ドラマ史上最高の視聴率を記録したそうだ。
私はと言うと、この時期仕事が忙しい&実家には部屋にテレビが無く、チャンネル権は9割父親だったので、ドラマはあまり見ていなかった。王様が「名作だったよ〜」と言うもんで、見てみたのだが。確かに名作
家族のつながりを描く、ホームドラマなんだけどそれは野島伸司の脚本だけあって、あとからあとから不幸がやって来る。ドラマ全体のトーンは愛にあふれて、ほのぼのしてるんだけど、実際起こってる事件は、「そ、それはひどいんじゃないの?」って感じだ。ま、最後は愛と勇気な感じで終わるんだけどね。
このドラマ、見てて途中で気付いたんだけど、ストーリーの残酷なところはぜんぜん違うけど、キャラクターが全く寅さんだね。「あんちゃん(江口洋介)」→寅さん、「小雪酒井法子)」→さくら、叔父さんはそのままおいちゃんかタコ社長。あんちゃんの早とちりや、言い間違い、弟たちとすぐに取っ組み合いのけんかを始めて妹に止められて、すぐ感動して、すぐ恋をして。「あんちゃん」は口調や声のトーンまで寅さんそっくり。野島伸司も演じた江口洋介も、明らかに意識してると思える感じだ。
「ひとつ屋根の下2」もあるんだよね。レンタルして見るかなー。
それにしても、若い頃の福山雅治のかっこよさは半端じゃないなー。って最後はそれかよ。