二人の老女の伝説

2009.4.9二人の老女の伝説

午後、1人で船橋演劇鑑賞会へ。最近、昼に1人で見るのが通常になってきたな。
今回は劇団文化座の「二人の老女の伝説」。アラスカ先住民族のに伝わる伝説を現代と交錯させながら描く。現代では写真家星野道夫氏の学生時代の青年が登場。彼が物語を語る形式をとる。現代のシーンでは先住民の迫害の問題を取り上げ、伝説の過去のシーンではアラスカで行き抜く民族の自然との闘い、日本に昔あったような姥捨てと同様の問題などを描く。
過去のシーンに登場する女優佐々木愛はベテラン大女優。さすがの演技だった。もう1人の老婆役の新井純との掛け合いがテンポ良く面白い。
でも全体を通して見終わると、うーん、星3つぐらいかなー。先住民迫害問題はイマイチ伝わらず、描ききれてない感じ。とにかく、女は強し!バーさんは逞しい!というのが一番前に出てて、見終わったおば様たちが「私たちも、まだまだこれからよねー!元気もらったって感じ!」と大きな声で語っていた
あれ?そういうのがテーマの芝居だったのか?
お芝居って難しいね。
そうそう、この写真家星野道夫って良く知らなかったんだけど、そういえばあちこちで見たことがある写真だわ。HPをちょっと覗いてみたら、すばらしい写真の数々http://www.michio-hoshino.com/index.html
芝居のポスターだけじゃつまんないので、朝撮ったアポロの写真を。
桜が散り始めて花びらのじゅうたんです。