おばさんってヤツは・・・

2009.3.5だるま座

木曜日、1人で船橋演劇鑑賞会に出かける。
今回は劇団だるま座の「桜散る、散るもつもるも 三春乃一座」というお芝居。昭和20年、横浜大空襲の前後4日間のお話で、特高警察に目をつけられながらも芝居への情熱を燃やす一座の物語。うーん。戦時中、さまざまなものが抑圧されている中でそれでも芝居をしたいという、その情熱。それが、私にはいまいち響いてこなかったかも。受け手によるのかもしれないけど。戦時中を描いたエンターテイメントに関しては、ものすごく意味があると思っているだけに、辛口になります。ものすごく意味があるけど、面白くないと却ってからまわりになりがちだから。単純だけど「はだしのゲン」のお芝居のほうが良かったです。
ところで、この演劇鑑賞会、圧倒的におばさんが多いのよ。おばさんってヤツはどうしてこうなんだろうって私もまちがいなくおばさんの1人なんだけどさ
前回の鑑賞会の時なんか、上演中に携帯電話おっきな音でずっと鳴ってんの。最初から電源切れよ。せめて鳴り出して時点で電話切れよ。延々と鳴ったまま。映画だって言語道断だけど、芝居は舞台に演者がいる。その舞台と客席が一体になって、客席の笑いや感動が舞台に伝わってさらに演技に熱が入っていくっていうものでしょう?客席で携帯鳴ってたんじゃ、役者もがっかり。やる気なくしちゃうよね。
クラシックのコンサートなんかだったら、音楽家が怒って帰ってしまっても文句言えないよね

今回は珍しく携帯はならなかったけど(結構毎回鳴るんです!)、でもお芝居見ながら「あれはこうで」とか話してる人が・・・。上演中は黙って見て、後で語りなさい。
いや、「おばさんってヤツは」と書いたけど、しゃべってるのはおばさんだったけど、電話鳴らすのがおばさんかどうかは私の推測でしかないけどね。でも確率的に間違いないだろうなぁ。