オレンジデイズ

2009.1.30オレンジデイズ

平日の昼間ドラマの再放送を見るのが好きなんだけど、ここんとこ見てたのは「オレンジデイズ」。そんなに古いドラマじゃなくて2004年の4月からの放送。見た人も多いかも?私はリアルタイムでは見てないんだけど、一度再放送を半分ぐらい見たことが。今回全部ちゃんと見ようかなーと見てみた。
脚本は北川悦吏子妻夫木聡柴崎コウが主人公、主題歌はミスチルの「sign」。この曲、いいよねー。
妻夫木くんや柴崎コウなど5人組の大学4年生。柴崎コウは才能あるバイオリニストだったのだが、4年前に病気で聴覚を失う。心に壁を作ってしまっている柴崎コウと、妻夫木聡、また他の3人との友情と愛情がテーマ。
ドラマでは全編を通して、手話が多く使われ、それも見るものの心を何だか動かす。天才バイオリニスト、聴覚障害と非日常的なテーマもありつつ、ぜんぜん特別じゃなく、みんなでキャンプに行ったり、笑ったり、けんかしたりそんな普通な大学4年生が卒業して行くまでを描いている。
世代的にはぜーんぜん離れているし、私の学生時代には、天才バイオリニストの友達も、聴覚障害を持つ友達も、妻夫木くんみたいにかっこよくて、やさしい男の子もいなかったけど、でも何だか、あのキラキラした学生時代を思い出して、ちょっとキュンとする広いキャンパスをチャリで走ったことや、仲間の代返をみんなでしたことや、遅刻して後ろのドアからこっそり入ったことや、古典の授業で寝くさって、教授にみんなでしかられたことや、学食の具のないカレーや、泊めてもらった友達のエアコンのないアパートや。
そんな懐かしい気持ちで、最終回まで見てしまった「オレンジデイズ」。やっぱり北川悦吏子のドラマはいいな。
そういえば、大学はたった2駅なのにもうずーっと行ってない。車停められて、キャンパス内犬オッケーならぜったい散歩に行くのにな。わざわざは行かないなぁ・・・。
ちなみに、次は「高校教師」これは・・・懐かしい気持ちにはならないなぁ。私のバスケ一色の高校生活とはかけ離れすぎだ。