SEX AND THE CITY

最近はまっているのが、いまさらながらアメリカで大ヒットのドラマ「SEX AND THE CITY」。それほど、「見たい！」と思ってたわけでもないんだけど、WOWOWで一気に放送するって言うから、じゃぁとりあえず録画してみる？ってことで、リビングの方のハードディスクに録画してみた。
見始めて５話ぐらいまでは、正直くだらないなぁって思ったの。30代半ばの、知的水準も生活水準も社会的地位も高い独身の女性4人が、顔を合わせるとSEXと男の話しかしない。しょっちゅうパティーやバーに出かけて、しかもその年でその服は着ないだろう？っていうくらいほとんど下着のような服装。ニューヨークのシングルってこんななの？ってちょっとがっかり。
が、惰性で10話ぐらいまで見ていると、だんだんはまってきた。確かにしょうもない話ばっかりしてるんだけど、それがテーマのドラマだし、OFFタイムのシーンがほとんど。ドラマではちらちらしか出てこないけど、ONタイムにはすっごいバリバリ働いてることがだんだんわかって来る。そして、そのSEXと男の話題の奥に、「女性の自立って？」とか「女としてのプライドって？」とか「シングルマザーの苦悩」とか「相手を思いやる事って？」とか深いテーマがいっぱい盛り込まれているのだ。
4人の女性のそれぞれの奮闘を、すっかり応援したい気分になってる。靴フェチで400ドルの靴を100足以上も持ってる主人公のキャリー、規模はだいぶ違うけど、働いてたころの自分を思い出したりして･･･。
27日の放送で終わりです。全94話。すごい長い･･･けど1話が30分なので結構見られちゃうんだよね。