植物の写真は難しい

2008.12.2シロツメクサ

火曜日は、公民館の写真サークル。火曜は花の写真中心のサークルです。でも、花だけじゃなくてOKと言ってもらって参加して、アポロの写真も持って行ってるんだけど、少し花や植物も混ぜています。
今月は先生が来ない日で、サークルの会長さんが批評してくれます。自分ではいいつもりで持って行っても、「花の基礎」から言うとまだまだみたい。言われるとなるほどーと思う。
たとえば上のシロツメクサの写真。小さい花だけど、けなげな感じを出せてよかったかも、と思ったら×。メインの花はいいんだけど、後ろにもう一つある花がNG。これねあえて入れたの。だって、後ろにぼけを生かした花を入れるって定番なんだなって何回か来て思ったから。そしたらね、メインの花より大きいバックのボケはNG。そして白いバックのボケもNGだそう。メインより目立ってしまってうっとうしくなるんだって。なるほどねー。

そして、お次は「ピラカンサ」。真っ赤な実が秋らしくていいんじゃない〜?右側のボケもいいよねー、と思ったらこれまた赤いボケはインパクトありすぎてそっちに目がいくのでNGなんだって。つまりメインを殺してしまうような背景は駄目って事。ま、そういわれりゃ、そうだけどね。
ほめられたのはこの写真。

何が一番撮りたかったかがはっきりしてるから、だそう。
ううむ、いろいろルールがあって難しい。ルールにのっとって撮ればそれなりにきちんとした写真は撮れそう。でも、一通りルールを覚えたら次はルールをぶちこわして「だってとにかく撮りたかったんだもん!」っていう写真を撮りたいよね。
余白が少なすぎて窮屈。額に入れることを考えたらもっと引いて撮らないと」って言われてた人がいたけど、それだけでっかく撮りたいんだもん!って気持ちわかるなぁ。惹かれれば惹かれるほど花に寄っていきたくなるし、私はその人の写真迫力があってすごく好きでした。