恩師の個展

2008.11.13個展

銀座で高校の時の担任の先生の個展があったので、姉と出かけた。この日記にも何回か登場した「モダンアート」という会に入っている先生です。私は縁あってモデルをやらせてもらっていました。2年ほど前からは、お役ごめんかな?という感じで、絵の中に登場しなくなっていましたが、個展では一点だけ私が混ざっている新作があり、ちょっとうれしかったです。お話を伺うと最近は時の流れをテーマにしているモノが多いので、自ずと子供の時から写真を撮りためているお嬢さんを描くことが多いのだとか。
私の恩師ではあるのですが、姉とは同じ絵の世界の人なので、どちらかというと姉と先生で美術界の話で盛り上がっていました。美術界も裏側はいろいろ大変らしく・・・。
個展の後は、姉と銀座の「中嶋」で昼食。姉のリクエストだったのですが、何でも北大路魯山人が美食倶楽部、星ヶ岡茶寮を作ったときに招いた板前が「中嶋」の初代だとか。
http://www.ginza.jp/nakajima/
3150円の松花堂はとても美しく、上品で、一品一品丁寧に作られていました。デザートの「ショウガのブラマンジェ」もさっぱりとした和風味。普段は「ボリューム感重視」の私ですが、たまにはこんな優雅なお食事も良かったです。こういうのは王様と二人で頂くことはないので、姉と一緒の時はいいかも。姉も同じ事を言ってました。男性にはちょっと物足りないかもね。
上の絵が先生の絵です。私がどれかは、前にわかる方にはわかってしまったけど、なんせ15年ぐらい前の写真を元に描いているので、本人とはすでにかなり違ってます。ああ、こんな時代もあったねぇってかんじ。
下が「中嶋」の松花堂とショウガのブラマンジェ。