七夕の祈り

七夕の日は毎年雨のことが多い。まぁ梅雨のまっただ中だから仕方ない。東京でこの日天の川が見られることは滅多にない。
毎年、沖縄の座間味で見た美しい天の川を思い出す。もう見に行くことは出来ないけど、アポロと一緒に見たあの天の川は永遠。

今年も、公民館の笹飾りに願い事を書いてきた。
アポロの健康と長生き、それから世界中のワンコ、ニャンコの幸せ、お友達ワンコの健康を願ってきた。欲張りすぎ？

アポロと暮らす前は、初詣の時も願い事って言っても「家族が元気で。仕事が上手く行くように」とかそんな感じ。「とりあえず」みたいな願いだった。アポロが来てから、特に年を取ってから、本当に心から願ったり、祈ったりする。祈ったって、願ったって、だからといってアポロが長生きするとかそんなものではないことは解っているけど、祈らずにいられない。
何となくしか願い事がなかった頃より、今の方が幸せ。でも、必ず失ってしまうのに、失いたくないものがあるって事はこんなにも切ない。そして、今現実に病気と闘っている友達の祈りはもっともっと切実だ。

どうか、私たちのささやかな願いが届きますように。