第80回アカデミー賞授賞式

2008.2.25第80回アカデミー賞授賞式

2月25日は第80回アカデミー賞授賞式
私はここ数年、生放送で授賞式を見ことにしている。なぜなら、仕事を辞めて名古屋に行って初めて生放送で見た第75回アカデミー賞授賞式を見たとき、「ボウリング・フォー・コロンバイン」で長編ドキュメンタリー賞を受賞したマイケルムーア監督のリアルタイムのスピーチを聞いたから痛烈にブッシュを批判したマイケルムーアは、引きずられるように舞台を去りながら、それでもののしっていた。それがリアルタイムで目に飛び込んできた。鳥肌が立った。何か感動で涙が出そうだったマイケルムーアがこういう考えの持ち主だって事は、誰もが承知だったこと。そして受賞作品も銃社会を激しく批判している。でも、その彼にオスカーを受賞させるアメリカってスゴイ国かと思ったのだ。アメリカについてはどうなのよ〜?と思うことも多いけど、やっぱり自由の国アメリカなんだ。と思った。
ちなみに、ウィキペディアWikipedia)には「授賞式の数日前にイラク戦争が始まり、長編ドキュメンタリー賞を受賞した『ボウリング・フォー・コロンバイン』のマイケル・ムーアはスピーチで痛烈にブッシュ政権を批判、” Shame on You, Mr. Bush! Shame on You!” (ブッシュよ、恥を知れ!)と語り、会場からブーイングを受けた。」と書いてあるけど、ブーイングそんなにあったかなぁ。動揺は走っていたけど。拍手も起こったよ
その翌年から、生中継がリアルタイムじゃなく数秒遅になったのはこのせいかな?
ってことで、こんなスゴイスピーチがまた聴けるかも!と思って毎年ワクワクしながら、寝室(WOWOWは寝室じゃないと見られないので)に朝食やらコーヒーやらアポロやら持ち込んで、50インチのプラズマテレビで見てるんだけど、あんな感動的シーンはあれ以来見られない
第一、みんなスピーチ短いよ。時間切られてるみたい。日本人は浅野忠信主演の「モンゴル」が外国語映画賞でノミネート、「マッド・ファット・ワイフ」でメイクアップアーティストの辻一弘が2年連続ノミネートされたが残念ながら受賞ならず作品賞受賞の「ノーカントリーは面白そうなので是非見たい。助演男優賞ハビエル・バルデムの演技、スゴイらしではないか。それから、脚色賞、編集賞、撮影賞にノミネートされたが受賞を逃した「潜水服は蝶の夢を見る」は何ともいえない魅力を感じてたので、受賞して欲しかったなぁ。
以上、見たのは長編アニメ賞の「レミーのおいしいレストラン」だけな女王がお送りした第80回アカデミー賞授賞式の感想でした。