演劇鑑賞会「蔵のある家」

2008.2.15タベルナカディス・パエリア

今日は「船橋演劇鑑賞会」。いつもは姉、義兄と3人なのだけど、義兄が仕事で来られないためピンチヒッターを詩音ちゃんママにお願いした。今回の演目は「平野企画」の「蔵のある家」主演は有馬稲子有馬稲子はなんと76歳だそう。実は、「とてもそんな年には見えないカッコイイ有馬稲子」を見たかったというのがちょっとあったのだけど、今回の役は老人の役。年齢相応なんだろうけどちょっぴり残念。
明治生まれの女・うめ(有馬稲子)は、岐阜の山奥の旧家、蔵のある家に嫁ぎ、今は独りで暮らして居る。東京に暮らす長男、一宮に暮らす長女、亡くなったうめの夫に世話になった徳次やその孫たちとの交流を描きながら、うめの半生を浮き彫りにしていく。年に4度咲くという「四季桜」と「蔵」に見守られながら、人生をかみしめる姿が心に残る。
特に、後半の夫からの手紙を読みながら、思い出をたどる有馬稲子1人の長いシーンは、目を離せない迫力だった。私には、前半の子供達との正月の宴会のシーンなどは「長すぎやしないかー?」と思えたのだけど、「リアルでかえって良いのでは?それにより後半の緊迫感が出る」との意見もあり・・・なるほどーと思ったりもした。
四季桜って、名古屋時代に愛知県の小原村に見に行ったっけ。満開の桜と紅葉が同時に見られるという場所だ。劇中では「年四回」と言っていたけど多分それは現実にはあり得ないんじゃないかなー?普通に「四季桜」で検索すると年二回と書いてある。
それから、台詞は終始岐阜弁なんだけど、それが名古屋弁にけっこう近い。四季桜と言い、方言といい、名古屋を何となく思い出すお芝居でした。
写真はお芝居の前に食べたスペイン料理船橋の「タベルナ・カディス」です。パエリアウマ〜でした。あれ?今日の話題はお芝居なのに、結局最後は食べ物だよ・・・。