嬉しい話題と悲しい話題

2008.1.28アポロの寝顔

最近知ったニュースで嬉しい話と悲しい話
悲しいので先に言ってしまいます。既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、南米・ボンジュラスでの話です。ボンジュラスで行われたアートの展覧会で、犬を紐でつなぎ、食べ物も、水も与えずに、やせ細って餓死していく様を展示したアーティストがいたそうです。
かわいそうなその子は亡くなったという話もあるし、逃げたと主催者側は言っているのですが、非難されないように逃げたと言っているのではないかと疑いたくなります。
写真を見ると、本当にやせ細り、悲しい目で、あきらめた目で、辛くてたまりません
これは、芸術に対する冒涜だと思います。命を犠牲にした上でしか成り立たない芸術は芸術ではありません。私には、才能のない者が、突飛な事をやって人目を引こうとしたようにしか思えません
詳細を載せている方のブログをリンクします。28日のブログと29日のブログにもその追記が書かれています。「評判が良かったので第二弾を考えている」というこのアーティストの作品を、次の展示会に出さないよう署名を募っています。
http://blog.livedoor.jp/taisetsu18/

では、嬉しい話の方を。
土曜にお友達から「今日の朝日の夕刊を見て!」とメールが入りました。見ると「施設の犬猫にえさ代補助」という大きな記事。「自治体の施設に収容された犬猫に新しい飼い主が見つかった場合、国はワクチン代を負担することを決めた。また施設ですぐに処分されないよう3日分のえさ代も出す。殺処分数が年間30万匹を越える犬猫に生きるチャンスを与え、殺される数を大幅に減らすのが目的だ。これらの試作は、愛犬家の松野頼久衆議院議員(民主)が環境委員会でたびたび提案してきた。新年度、3億5千万円を確保することを閣議決定した。」(記事を要約)
進歩です!今まではボランティア団体の負担で行われたいたり、引き取る里親が負担していたワクチン代、国が出してくれればボランティア団体はその分多くの犬猫を救うことが出来るでしょう。実は私は前から松野頼久議員が国会で訴えているのを知っていましたが、「こんなさー、1人が頑張っても変わらないんじゃないの?偉いけどさー。」って思ってたのです。変わったじゃん!私は別に民主党支持じゃないけど、偉いぞ!松野頼久!「どうせ変わらない」なんて、「出来ることをコツコツと」って言ってる私が言ってはいけないことでした。反省。変わるんだ!やっぱり政治家って力あるな。
えっと、松野頼久の他の政策はまーったく知らないので何とも言えませんが、動物愛護に関しては応援しますですよ!もっとも、ウチの選挙区じゃないからこの人に投票はできんけどね。

写真は幸せアポロの寝顔。どうか世界中の犬と猫がこんな幸せな顔で眠れますように。