国立新美術館

2007.10.15国立新美術館

先日建築家の黒川紀章氏が亡くなったため、テレビに登場することも多かった国立新美術館に初めて行ってきました
別に黒川紀章氏の作品を見に行った訳ではなく、ここで、姉の所属している団体の展覧会があるから。去年までは上野の都立美術館だったのですが、今年からは国立新美術館になりました。
大学で油絵の実技の講師をしている姉は、この年に一度の展覧会に出品したり、グループ展を開催したり、たまに個展をしたり。秋の展覧会は何しろ作品数が多いので、見るのも大変。今日は姉と一緒だったおかげでかえって丁寧に見ることになって、疲れた・・・。1人だったら姉の作品と好きな作品はゆっくり見るけど、まぁさくっとね。姉のテーマはずっと煉瓦。今年のは真ん中に吸い込まれるような落ちていくような作品でした。絵というのは人によってテーマは様々。テーマの中にその人の人生がかいま見えたりします。毎年ラブラドルレトリバーを書いている人います。去年のタイトルが「思いで」だった気がするのでもしかすると愛犬はもう亡くなっているのかもしれません。愛犬や自分の子供を描いたり、写真に撮ったりするとそれはあくまで自己満足の作品で芸術とは言えないモノが多いと思います。私の写真なんてその最たるところ。でのその人の描くラブラドルレトリバーは愛情だけでなく、芸術としての深みがちゃんと感じられました。素人の私が言うのもおこがましいけど。来年も彼女の作品が見たいと思いました。
その後東京ミッドタウン。実はミッドタウンは初めて!おしゃれなお店で美味しいランチでも食べよう♪と思っていたのだけど、時間が遅すぎて、ランチタイムは終了。結局ミッドタウンの地下でフォーを食べることになりました。でも美味しかったけどね。
下は姉の今年の作品です。タイトルは「いずこへ・・・」