実はドキドキだった病院

2007.8.5待合室

日曜は3週間ぶりの病院だったんだけど、実はすごいドキドキだったのだ。
っていうのは火曜に突然アポロの背中のしこりに気付いちゃったから。気付いたときには結構大きかった。スプラッシーに行ってアポロをなでなでしてた時に気付いたんだけど、「こんな大きいモノに気付かなかったはずがない」っていう感じのサイズだった。でも気付かなかったのだ。とすると、急に大きくなったって事か?それは最悪。スプラッシーのマスターが触って、「これは脂肪じゃないかなー」と言ってくれたけど、そう思ったら悪性腫瘍だったってのは良く聞く話だ。それにアポロの「肥満細胞腫」っていう腫瘍は、多発するこもあるのだ。
物事を悪い方へとつい考える私。そんなこんなで、実は火曜から今日まで、どんよりしていたのだ。縁起を担いだのは葛まんじゅうだけじゃなく、金曜の晩ご飯は「がんもどき」と「メンチカツ」だった。
で、そのしこりから細胞を採取して検査をしたのだけど、採れたのは液体。悪い細胞は特になく、何なのかイマイチ不明。ひょっとすると、どこかにぶつけた外傷、つまりたんこぶとかそう言うモノかもってことだった。とはいえ、腫瘍から液体がたまるって事も無いわけではないらしく、しばらく様子を見ましょうと言うことに。とにかく、肥満細胞腫の多発じゃなかったことでほっとした。まだ完全白ではないにしても、白に近いグレーな感で、本当にほっとした。
もう、毎回こうだよな。前々回は「このしこりは?」って憂鬱になってたらマイクロチップだったし、前回も「リンパがはれているかも?」なんて言われたり、ハラハラドキドキだ。
前回ちょっと基準値からはずれていた血液検査項目も、ステロイドをやめたら基準値に戻っし、やれやれ。だ。今日は粘膜便対策のお薬をもらって帰った。
ああ、こうやって、ちょっと何かある度に、冷静でいられないほどに心配でたまらない。こんなことじゃ、神経がもたん!でも、これからアポロが年をとるとますますこういう事は増えるし、2頭になればこういう事も2倍になる。んで、いつかは「はらはらしたけど、ほっとした」じゃない事が確実にやってくる。ほっとしない日が必ず来る。強くならなければ、と思う。私が動揺して、不安になったら犬にもそれが伝わっちゃうものね。もっともアポロって結構動じないというか、私の気持ちに鈍感な気もするけどねー。
っつうことで、日曜の夜はビストロアポロ(ウチのテラスね)で、イベリコ豚のソテーとトマトのシーフードリゾットを食べながらスパークリングワインと赤ワインを空けました。
でもね、しこりは無くなったわけじゃないので、油断できないのだ〜。
王様曰く、「心配するのはしょうがないけど、何も手に付かなくなるのは勘弁して」。