姉の突っ込み

2007.6.11王様とアポロ

アポロの腫瘍の話は心配をかけるので母には言っていないが、姉には話してある
姉もアポロをとってもかわいがってくれていて、心配もしてくれている。でも今日姉に言われた。
アポロをすごく心配するのはわかるけど、「アポロがいなくなっちゃったらどうしよう」って言ってるけど、お母さんもアポロと同じぐらいそう遠くない未来にいなくなるんだけどそれはどうなのよ?
ぐっ!凄いところに突っ込みが入ったぞ
そうなのだ。ウチの母親は76歳。すでに心臓が悪く、調子が良い日はたまに一緒にスプラッシーに行くこともまれにあるけど、寝ている日も多い。「アポロより先に死にたいわ」なんて良く口にするけど、結構冗談で済まない現実ではあるのだ。
だけど、だけど母がいつかいなくなるということを思っても、涙が止まらなくなったり、胸が締め付けられたりはしない。アポロがいなくなることは考えただけでたまらなくなる。どうしてか?
私の持論、「親の死は、種の存続のため、乗り越えられるように遺伝子に組み込まれているのだ。ペットにここまで依存する人間が出現することは、遺伝子の想定の範囲外なのだ」を姉に語ったが納得していない様子。だろうなぁ。
ああ、この気持ちを動物と暮らしていない姉に解ってもらうのは多分無理なのだ。
すまない、姉ちゃん、あなたの子宮筋腫の手術の時仕事を休んで立ち会おうとは思いもしなかったよ
アポロの手術には立ち会わない事はありえない。
姉から見たら「アポロがかわいいのは解るけど、母よりアポロ?なの?」なんだろうなぁ。
最終的に「私は病気なのだ」ということで話を終わりにした。
写真は私より重症かもしれない王様。