フィガロの結婚

2007.5.30鶴長の鰻重

姉夫婦と船橋演劇鑑賞会。
演目は「オペラシアターこんにゃく座」の「フィガロの結婚」。
演劇の前に!腹ごしらえ。今日は船橋の老舗の鰻屋「鶴長」。歴史を感じさせる庶民的な店構え。つまりあんまりキレイではない。なので「鰻と言えば上野の伊豆榮ね」とおっしゃるマダムには不向きな店である。店から出た後も服が鰻臭くなる店だ。でもウマけりゃいいので私は全然OK。鰻重の真ん中のランク「特」1900円を頂きました。香ばしくて旨い。ちょっとタレの味が濃すぎる?感じもする。食べたときはあまり感じなかったのだけど、演劇の途中でのどが渇いてきた。でもかなり満足度の高い鰻でした。
で、「フィガロの結婚」はどうだったかというと、私「フィガロの結婚」ってはじめて見たのだ。今回のは原作をアレンジしたモノだから、モトを知らないとなぁ、という感じ。そしてさらに、本当のオペラも見たことがないオペラ座でオーケストラをバックにゴージャスに演じる「フィガロ」を知ってて、こんにゃく座のを見るとまた新鮮なんだろうけど。なんというか、小さな舞台で、少ない演奏で、オペラ歌手までではない歌唱力でというと、何か結構難しい感じ。多分、オペラを見る人って、ストーリーも歌も知ってて、その上で楽しむという歌舞伎のような世界なのでは?私の場合、歌詞を一生懸命聴かないとストーリーを逃してしまいそうで、メロディを味わうことも出来ず、大変でした。
でも、この演劇鑑賞会、私レベルの一般人が多いはずだから、同じような感想を持った人も多いんじゃないかな。
厳しいことを言えば、小さな劇場で小規模にオペラってどうなのかな〜