食品の裏側Ⅱ

2007.5.17豚レバーのテリーヌ

阿部司という食品添加物の権威(?)の先生の講演津田沼に聞きに行った。
食品の裏側」というベストセラー本の著者です。昨年の7月にも一度聞いたのだけど、少し新しい内容もあるらしいし、前回より近いし、無料だし、また行ってみることにした。今回はお友達の詩音ちゃんママも一緒。
講演の内容は、前回と大きくは変わらないので、前回の日記を見てくだされ。(手抜き?)
http://d.hatena.ne.jp/sumi0627/20060706
けどね、今回、阿部司氏は何だか憤っているようでした。添加物はイヤだとか化学調味料はイヤだとか口では言っても、実際には色の汚い添加物不使用のたくあんは売れずに、メーカーはつぶれる。有機野菜を作っても、形が悪く値段も高いと結局売れない。結局添加物はイヤだと言っている消費者達が良心的なメーカーをつぶしているのだ。と。
それから、食べ物を選べない子供達。子供はお母さんの与えるモノを100%信用して安心して食べているのにそれが添加物たっぷりでいいのか?その結果が昨今の凶悪事件なのではないか?(コレは私にはわかんないけど)
ちょっと反省しましたわ〜。添加物や農薬には結構うるさくて、気をつけてるつもりだった私。けど、「昆布つゆ」だとか「ポン酢」とか「焼き肉のタレ」とか「すき焼きのたれ」とか「浅漬けの素」とかそういう○○のタレ、○○の素系はやたら多いのよね。だって便利なんだもん。ああ、そうだった簡単で便利で安くて美味しくて日持ちするのと安全とは共存しなのだったったけ。少しずつ改善しようかしら。
ちなみに、講演の後、幕張本郷まで一駅移動して、「サンク・オ・ピエ」でランチを頂きました。ここは何せ有機野菜を使ってるから、今日の公演と矛盾はないって事で。写真は上が前菜の千葉県養老渓谷産の豚レバーのテリーヌ。口溶け良く、クリーミーで、こくがあって美味しい。下の写真がメインのフランス産鴨のソテー。塩気の効いたオリーブのソースが美味しゅうございました。相変わらずすごいボリュームでした。大満足。あれ?添加物の話がフレンチの話になってる?