ポメラニアンの襲撃!

2007.5.7ポメから逃げるのだ

近所に噛みつきポメがいると、戻ってきてから聞いた。何でも、道でノーリードにしてたり、家から飛び出てきたりして、その家の前を通った人&ワンが被害を受けているらしい。近所のケアンテリアは噛まれたトラウマで決してそっち方面に歩かなくなってしまったとか。ワンを守ろうとして、噛まれた飼い主もいるとか。しかも、治療代がどうのとかそういう話を出来るようなちゃんとした飼い主じゃないらしいのだ。
が、この1年、私は現物を見ていなかった。聞いていたのは3頭のポメがいて、うち1頭だけ野放しで噛みつきだとか。私が会ったのは2頭をちゃんとリード付けて散歩してる、普通のおじさん(に見えた)だった。ポメは吠えまくってたけど、別に何もされなかったし。もう、3頭目はいないのかな?と思っていた。それでも用心してその家の前は通らなかったんだけどね。
それが、月曜日、ついに!いた!ポメは1頭だけ。ノーリードで、やっぱりあのおじさんだったのだ。んで、ポメのヤツアポロに向かってダッシュしてくるじゃないか!ぎょえーっ。犬を守ろうとすると噛まれる、逃げてもダメ、「わーっ!」って足をバンっと踏みならしたら驚いてポメが怯んだと、黒ラブのママに聞いていたのだけど。いざとなるとそんなこと出来なかった。頭の中は真っ白。アポロは気付いてもなくてのんびり歩いてるし、ポメとアポロのおしりの間に自分の足を入れるのが精一杯だった。アポロに覆い被さって守ることも出来なかった。そんで、「ダメダメダメーっ!」って叫んだ。誰に向かって叫んでんだか。結局、ぎりぎりでおじさんがポメに追いついて抱き上げた
もう、動揺しまくりの私、そそくさとその場を離れたモノの、20mぐらい歩いたらすっごく腹が立ってきた許せないっ!くそ親父。そしたら、角を曲がったところで、家に入ろうとしているおやじを見つけた。ポメは抱いたままなので、つかつかと歩み寄って「道で放すのはやめてくださいっ!危ないじゃないですかっ!」と一応文句を言った。なんだか、ごにょごにょ言いながら薄笑いを浮かべるおやじ。それ以上、キレて責め立てられないのが私の弱いところ。
とりあえず、アポロが噛まれずに良かったけど、でも、あの瞬間頭真っ白で、固まってしまい、アポロを守ることが出来なかった自分が凄く情けなかった。相手はちっこいポメなのに。
くそーっ、今度こういう事があったら相手が熊だってアポロは私が守るぞ。こんな自己嫌悪に陥るようなのはもう絶対イヤだっ
ちなみに、そんなことがあったなんて、アポロ本人は全く気付いていない。おい、気付けよ。