日本沈没

2007.5.6

ゴールデンレトリバーウィーク最終日は、ひどい雨。だもんで、今日は家でまったり
王様が夜8時からWOWOWで放送する「日本沈没」を見ようと言う。WOWOWの映画はたいがい、ハードディスクに録画しておいて、「そのうち」見るんだけど、今回リアルタイムで見てみることに。というのは、せっかくのデジタルWOWOW、録画しちゃうと画質ががたっと落ちるのだ。せっかく50インチの大画面だし、たまには映画館気分でいい画質で見ようってことで。
だけど、私はこの映画が評判良くなかったことは知ってたんだよね。王様は知らなかったらしい。まぁ、旧作も原作も知らないので、比較するモノがないのは幸いだけど、結構突っ込み所満載。それでも、街が崩壊していくシーンはなかなか見応えがありました。
けど、映画の内容は置いておいて、私たちが一番考えたのは、海外に避難するにしても、犬は連れていけないだろうなぁってこと。草薙君の母親が「命より、大切なものがある。それは好きな人だ(亡くなったご主人との思い出)。だから、ここで死ぬのだ」と言っていた。わかる気がする。アポロと一緒に逃げられないなら、逃げても仕方ないじゃないか。だって、人間の子供だったら?おいていかないよね?いや、犬を一緒に逃がしてくれないだろう世の中に文句を言っているのではない。多分、非常時には仕方のないことだろう。山古志村で犬は泣く泣く置き去りにされたのも記憶に新しい。それでも助かって、元気に暮らしてる子もいるけど、亡くなった子もいるだろう。
本当に危険なとき、犬よりまず人命。それは仕方ないのだ。でも、私は一緒じゃないなら、避難なんてしない。たとえ、日本が沈没しても。その自由は与えられないだろうか。
写真は、「えーっ?私は悪いけど1人で逃げるよ」なアポロ