犬のしあわせ

2007.4.11

いつも良く行く公園の近くの家で、チョコラブを飼っている。
その家では、他に小型犬も2頭飼ってるのだけど、チョコラブだけ外飼だ。チョコラブが先住犬なのに、折り合いが悪かったとか確かそんな理由だった。庭の、暗いところに犬小屋があって、鎖でつながれている。散歩をさせてもらっているのを一度ぐらいしか見たことがない。多分、時間帯が違うんだろうけどね。まさか、散歩はしてるよな
公園にはアポロの他にも、近所の黒ラブ「エアル君」や引っ越したけどたまに遊びに来る黒ラブ「凪ちゃん」が来て、「さよなら〜、またね」なんて挨拶をしていると、そのチョコラブちゃんがほえるのだ。すると、チョコラブちゃんは家の人に怒られる。みんな同じレトリバーなのに、なんでこんなに違うのか
外飼いがダメで室内飼いがイイとは一概に言えない。でも、そのチョコラブは愛されてるようには見えない。いつも鎖につながれて、寂しそうにこっちを見てる
ラブの中でもチョコラブは頭数が少ないはず。こだわってるから、あえてチョコにしたのじゃないのか?それなのに室内から全く見えない小屋に鎖でつなぐのか?フィラリアの予防はしてるのか?ノミ・ダニは大丈夫なのか?散歩はしてるのか?それより、なにより愛しているのか?どこでどんな飼い方をしてたって、愛されてる犬はわかるのだ。
昔ながらの家庭で、やっぱり犬は外、ご飯は残飯、っていう犬だって、愛されてればあんな目をしない。
だけど、犬はしゃべれないから、「君、家の中?ご飯は何?散歩は1日何分?」なんて、他の子と比べたりできない。自分の人生をただ淡々と生きているのだろう。だから、彼が幸せじゃないなんて決めつけるのは私の傲慢かもしれない
だけど、公園に行くたび、鎖につながれた彼を見ると、悲しい気持ちになる。この子は愛されてるか?
写真は愛されすぎて、ちょっと重いと思っているアポロ。思ってないか?