「セブンデイズ」処分された犬たち

2007.3.26「セブンデイズ」処分された

先週発売の週刊朝日に愛護センターの犬の殺処分の話が出ているというので、あわてて買いに行った。週刊誌なんて滅多に買わない。前回買ったのも渡辺眞子さんの犬の記事が出ていたときだったっけ。
今回は「セブンデイズ」処分された犬たちというタイトルでカメラマンの大石成通さん6ページにわたって記事を書いている。
カラーの印象的な写真で、犬たちの最後の姿をとらえる。2ページ目の折り重なった、処分後の犬たちの姿に胸を締め付けられるみんなさっきまで生きていた。触ったらまだ暖かくて柔らかいに違いない。アポロと同じ毛の色をしている。最後の残された首輪も。首輪があるって事は、みんな飼い犬だったんじゃないか。馬鹿野郎。どうしたら、自分の犬をここに連れてこられるんだ?そいつら、人間じゃない。
大石成通さんは、2000年に初めてセンターを訪れてから、ずっとライフワークとして取材を続けてきたそうです。記事は処分を行わなければならない職員の想いもつづっています。
そう、悪いのは処分施設で働く人じゃない。誰がいったいそんな仕事をしたいだろうか。
前にも書きましたが、こういった記事が週刊朝日のような「普通の雑誌」、犬好きだけが読む訳じゃない一般の人が読む雑誌に掲載されることはとっても意味のあることだと思います。渡辺眞子さんの記事に続いて、これを掲載した週刊朝日、エライっ。って、週刊朝日にメールしておこう。読者の反応ってのも大事だもんね。
先週の発売なので、もう本屋にはないけど、図書館とかならあるのかな?機会があったら見てみてください。
大石成通さん、まだ20代の若いカメラマンです。今後の活躍に期待したいです。