ひとり散歩の犬

2007.2.17アポロ

先日の話なんだけど、朝いつものように王様を○張駅まで送った帰り、中学校の前を通るグリーンベルトコースを歩いていた
グリーンベルト沿いには、床屋さんをしているお友達のブロス家(ラブラドール・男の子)がある。ちょうどその前あたりをてくてく歩いていた時のこと、ふと振り返ると首から鎖を引きずったグレーっぽいミックス犬がトコトコ歩いているのだ。ひとりで。ええっ?飼い主は?首輪はしていて、首輪に鎖がついている。その鎖を引きずったまま。マジかよ。またかよ。名古屋でも2回ほど迷子を保護したことがある。一匹なんて、飼い主探して一日歩き回り、シャンプーまでしてやった。夜になって飼い主が現れた。
ちょうど、お友達のブロスの家の近くだったもんで朝っぱらから玄関のチャイムをならしまくった出てきたのはブロスママのお母様。怪訝な顔をなさっている。そりゃそうだ。私はブロスママのお友達だけど、そのお母様とはあまり面識がないものね。「あのー、ブロスの友達なんですが」と、そこに散歩から帰ってきたブロスパパがブロスを連れて現れた。おお!何ていいタイミング。「あの子、ひとりで歩いてるんですが・・・」と言うと「ああ、あの子ね、いつもなんだよ」ええっ?いつも?どういうこと?
ブロスパパによると、飼い主が高齢のおばあさんで、時々一緒に散歩しているけど、散歩の代わりに門を開けて出している事もよくある、とのこと。ちゃんとしばらくすると家に戻そうだし、他の犬や人に攻撃的だったりも全くしないそうなので、偉いって言えばけど、でもそれはどうなのよ?うんPは当然放置だろうし、何より危ないだろう。グリーンベルトって公園じゃないのよ?両側は車が通ってるのよ?事故でもあったらどうすんだ!
超田舎だけかと思ったら、この辺でも(T大グランドの方で)いる、って聞いてたけど、もっと近くにいたよ。
とはいえ、他に面倒を見る人がいないなら、「それが駄目なら保健所」とかいう話になるのかと思うと、事故に遭わないことをただ祈るばかり。
年寄りが動物を飼うというのは、結構難しい問題を含んでいるのだ。自分の老後をどうするか、考えておかないとなぁ。そのころには、愛犬と入れる老人ホーム、私の死後はホームで最後までかわいがってくれて、私のお墓に入れてくれる、なんてシステムになってるといいのだが。
写真はカフェでまったりのアポロ。日記とは無関係です。赤いリードは名古屋を引っ越すときにM徳友達にいただいたもの♪