トコちゃん♪

2007.2.15カレードリア

昨年お借りした本、「沈まぬ太陽」(山崎豊子)をお返しするために、トコちゃんのママとスプラッシーでランチをした。
14日はなんだかひどい雨と風だったけど、今日はいいお天気♪
トコちゃんとは、千葉に戻ってすぐの頃朝のお散歩コースの公園で出会いました。春ごろは毎日のように会えたのですが、夏になり散歩の時間がずれたり、秋から私も散歩コースを変えたり、トコちゃんは自転車散歩になったりで、散歩中に会うことは滅多になかったのです。なのに、夏に借りた本がそのままで・・・。
トコちゃんは多頭飼い崩壊の家から「動物生命尊重の会http://doubutsuseimei.web.infoseek.co.jp/index.htmにレスキューされ、トコちゃんのママが里親になりました。6畳と4畳の狭い家の中に24頭の犬たち。散歩もさせてもらえず、ろくにご飯ももらっていなかったようです。やせて、皮膚にアレルギーも出ていたトコちゃんですが、トコちゃんママの愛情いっぱい手作りご飯と、がっつりチャリンコ散歩のおかげで、今はしっかり引き締まった筋肉と、つやつやぴかぴかの毛艶。幸せそうな顔で、見ているこっちがハッピーになります。トコちゃんのママが食事をしているときに、何もあげないとお水を飲みに行くんだそうです。その姿を見て、「この子は、おなかがすくと水を飲んで我慢していたのか・・・。」と切ない気持ちになってしまうそう。今は、ママが何か食べるときはトコちゃんも何か食べさせる事にしたそうで、カフェでも「ワンコ用おじや」をおいしそうに平らげてました。あたしゃ、カフェでアポロに食べさせたこと無いかも・・・。その分のお金は私のケーキ代に消えるのだ。ひどい飼い主だ。
私と王様は「犬を飼おう」と決めたとき、「何の種類にする?」ってまず思った。その次に「どこから買う?」って。「何の種類」の時に、保健所にいる子犬を譲渡会でもらうって思いつきもしなかったし、ゴールデンと決めた後「どこから買う」の時に、ゴールデンでも成犬のレスキューもある、なんてことも知りもしなかった。たくさんの犬や猫が処分されていることを知ったのはアポロと暮らして大分たってからだった。
だから、はじめから迷いもなくレスキューする人には頭が下がる。私がいろいろ考えて、勉強して、悩んで、3頭目はレスキューにするべきではないか?と一大決心してるのに、さらっと自然に当たり前に、ソレを出来る人もたくさんいる
実は私からすると、子犬のレスキューってすっごい勇気がいる気がするのだ。だって、どんな大人になるか全くわからないんだよ?しかも、多頭飼い崩壊、体に障害がでないとも限らない。もちろん成犬のレスキューも然り。成犬の場合は心に深い傷を負っていることも多い。それも含めて引き受ける覚悟はあるのか?なんて、いろいろ考えすぎてしまうから、「一大決心」になっちゃうんだよね。
何にせよ、トコちゃんを愛情いっぱいに育てているトコちゃんママには頭がさがります。
上の写真は私がいただいたカレードリア。半熟卵が乗っかってウマー!
下がトコちゃん♪