千葉そごうの毛皮たち

2006.12.14そごうのリアルファー

木曜もお仕事。
昼に千葉そごうに昼ごはんのパンを買いに行った。ゆっくりショッピングの時間はないけど、(急いで帰りたいから)ちらっと売り場を見た。
1階の婦人用品売り場に大きな場所を占めていたものたち。沢山の毛皮、毛皮、毛皮・・・
勿論みんなリアルファーとってもいい手触り。とっても悲しい手触り。お客さんたちは、「どれにしようかな」って物色中。耳元でささやきたくなる。「ねえねえ、この毛皮どうやって獲るか知ってる?生きたまま剥ぐんだよ。これ、犬か猫かもよ。」って。でも流石にそんなことは出来ない。そこまで勇気は無い。
こっそり、「リアルファー反対!」の強烈な写真入のチラシを置いて来たくなる。いや、営業妨害で訴えられちゃうか・・・
ラルフローレンではファーの出来るまでの真実を知った(多分、あの映像を見たのだろう)トップが、サンプルまで作ったリアルファー使用の服の企画を急遽取りやめたそうだ。作ってしまったリアルファーの服は貧しい国に寄付するとか。今後一切、リアルファーは使わない方針らしい。
各有名ブランドや、各流通のトップは多分知らないのだ。知れば、ラルフローレンのような動きをする企業も中にはあるに違いない。
企業のトップに直接声を届けるのは難しいだろうなぁ。
お客さま相談室」とかに地道に訴えるしかないのか?個人の力って、単体だと小さい。
でも、ネットの情報で反対運動も盛り上がっている昨今。いつか届くことを信じたい
写真は千葉そごうのリアルファーたち。結構お値段の張るものばかりだった。
そんな私も、数年前に買ったラビットのハーフコートを着る気持ちにもなれず、捨てる勇気も無く、クローゼットに安置している。だって結構高かったんだもん(泣)。ってあたりが、小市民だよなぁ。
毛皮の実態がわかるサイトです。こちらは前回と違う、アニマルライツセンターというところの毛皮についてのサイトですhttp://www.no-fur.org/fact/dogcat.html映像は前回の「毛皮はいらない連絡網http://www.nofur.net/index.aspと同じものもあります。映像はとても残酷なので、どうしても見ないといけないわけではないと思います。文章で読んで、言葉で理解しただけでも充分です。と、注意したいくらいショッキングです。王様は、生きたまま毛皮を剥がれるタヌキの映像を先日みてしまって、しばらく口がきけなくなっていました