パートタイマー・秋子

2006.11.30パートタイマー・秋子

前2日の映画鑑賞に続き、本日は演劇鑑賞。何てエンターテイメントな毎日かしら。っていうか、奥さん遊びすぎ
姉夫婦と入っている船橋演劇鑑賞会の日だったのだ。本日の演目は劇団青年座の「パートタイマー・秋子」主演は高畑淳子。テレビで見る時は普通のおばさんっぽいと思っていたが、舞台で見るとやはりきれい。顔とかそういうことじゃなく、立ち方とか歩き方なんかがやっぱり普通のおばさんではないのだなぁ。
夫の会社の倒産で、スーパーで働くことになった秋子。小さなスーパーマーケット「フレッシュかねだ」での彼女の奮闘振りを描く作品。コメディタッチで舞台は進んでいき、ギャグも満載で笑えて楽しいのだが、実はテーマは軽くはない厳しい現実と人間としての品位、知らなかった自分自身など、笑えないシビアな部分が心に残る。決してハッピーエンドとはいえない余韻を残す終わり方も、なかなか憎い演出だ。
王様が突然リストラされたら?と一瞬考えて凍りつく。あー、やめやめ。「もしも」ばっかり考えてもしゃぁないわ。
それより、今日演劇の前に食べた船橋の中華はなかなか良かった。上海家庭料理「謝謝」である。下の写真は麻婆豆腐。シェフが明るくて面白い人で、時間があまりないと言ったら早くできるお勧めをじゃんじゃん持ってきてくれた。セロリの和え物やきゅうりのにんにく和えがインパクトのある美味しさ。義兄によると、2000円のコースでも充分なくらい沢山出てくるそうだから、次回は時間のある時是非コースにしよう。