業務用「水アカ」落としの弊害

2006.10.20お風呂の鏡の水アカ落とし

名古屋から戻ってくるときに、ハウスクリーニングを入れたはずなのに、気になるところがあまりきれいになっていない。
床は迷惑なくらいワックスでピカピカ。ピカピカすぎてアポロが滑る。ワックス落としを買ってきたほどだ。
きれいになっていなかったのはトイレの黒ずみとお風呂のゴムパッキンのカビ(取れなかったと言ってた)そして、お風呂の鏡の水アカ
お風呂の鏡の水垢は重曹でこすってみたり、「劇落ち」なんていう白いスポンジでこすったりしたけど、ダメだったのだ。
そんなある日、生協のカタログで「業務用の浴室の鏡の水アカ落とし」なるものを見つけた。「浴室の鏡につくウロコ上の水アカを落とすタワシです。協業用ガラス研磨剤、塩化セリウムを使用しています」と書いてある。塩化セリウムって何だかわかんないけど、エラク落ちそうな気がして、注文してみた。確か1000円弱だった。スポンジみたいなモノで、洗剤をちょっとつけてこするらしい。
ぐうたらな私は届いてもしばらく放置プレイだったのだけど、先日こすってみた。いやいや、落ちるのなんのって。ピカピカだ。今までぼんやりしか写らなかった鏡がばっちりきれい。たった1000円ぽっちで落ちるんだから、ハウスクリーニング屋は何をしとるんじゃ?プロなんだからこのくらい用意しろよ。
ところが、思わぬ弊害が。
お風呂の鏡は確かに写りが悪くてぼんやりだった。でも、その鏡で洗顔後の顔を写したとき「あら、すっぴんでもまだいけるじゃん?」って思っていたのだ。体は温まってほんのりピンクのほっぺ、シミやシワは写らないときている自然にフィルター状態だったのだ。
が、水アカがすっかり無くなったお風呂の鏡。現実は厳しかった・・・。というわけで、もう鏡が汚れても使うのは止めようかと思った私だった。風呂ン中でぐらい、夢見たっていいじゃないの
ちなみにこの商品は「有限会社 和田商店」のもの。現実を見つめる勇気がある方はお試しください。ホントきれいになるよ。