痛ましい事件

2006.9.11白糸の滝

ご存知の方も多いかもしれないけれど、8月末に札幌で悲しい事件が起こりました。
ドラッグストアの前につながれて買い物をする飼い主さんを待つ間に、フレンチブルがさらわれたのです。ネットの迷子情報や、張り紙で必死に飼い主さんが捜索をし、それらしい情報をつかみました。取り戻そうと、さらったらしい人の家を訪ねたら、見つかるのを恐れたのか(もう見つかっているのに)、何とさらった人はフレンチブルを6階の窓から捨ててしまったのです。フレンチブルは即死だったそうです
「かわいくてさらってしまった」だけなら、許しがたいけど、でもまだ。6階から?投げ捨てる?とても人間のすることとは思えません
その人は、子供もいる母親だそうです。警察も動いてはいるそうですが、何と言っても殺されたのは人ではなく犬。最高でも100万円の罰金もしくは1年の懲役。(多分、懲役ってあまりなさそうですよね?最高の100万円もなさそう。)そして、誘拐ではなく窃盗です。人でなく犬なので
犯人への怒りと、法律の甘さへの憤を感じますが、もうひとつ。
やはり、安易に店先にアポロをつないではいけないんだ。と。
危ないよ、虐待目的で誘拐する人もいるんだよ」と友人に言われても、イマイチ実感がわかず、「まさか、そんな人がその辺にはいないだろう」と思っていました。特に名古屋時代は、ちょうど犬をつなぎやすいポールや柵があり、図書館やスーパー○フコやダイ○ミによく連れて行ってつないで待たせていました。悲しいけど、日本はもう安全な国ではないのでしょう。危険な人があたり前の顔をして子連れでその辺を歩いているのです
何処にでも一緒に連れて行けて、何処ででもおとなしく待てて、通りすがりの人にかわいがられて、というのは自慢でもあったのですが、もうやめます
こういうことにかなり楽観的な王様も今回ばかりは驚きを隠せなかったようです。
大切なアポロを守れるのは私達だけなのですから。