千葉ワースト1

2006.7.10全国動物行政アンケート

千葉在住、千葉出身の皆様。大変ショックな事実をご報告します。先日、「地球生物会議ALIVE」http://www.alive-net.net/index.htmlという動物愛護団体(とひと括りにするのもよくないかもしれないけど)から「動物全国行政アンケート」なる資料を取り寄せた。愛護センターなど(地区によって名称は違う)に持ち込まれたり、捕獲されたりした動物の数、返還された数、処分された数、処分の方法などを、行政にアンケートを取ってまとめたものだ。それが、年毎に1冊づつになっている。一冊300円とか200円とかなのでどうせならと思い、平成11年から16年まで全部取り寄せてみた
アンケートを行い、資料にまとめたALIVEもえらいなと、思うけど、行政も真摯に回答していて、協力的なのには感心した。だって、処分を行っている行政の担当の人間だって、こんなものゼロにしたいに決まっているんだから。
犬猫の処分数は平成16年度は391,754匹。多くて泣きたくなるけど、でもそれでも年々減ってはいる
が、大ショックな数字が・・・何と全国犬猫処分数ワースト1は千葉なのだ。ああ、まさか。ウソだといってくれ。人口比では20位までに入っていないものの、何しろ実数は日本一。犬猫あわせて20,735匹。ちなみに愛知県の皆さん!ほっと胸をなでおろしている場合ではありません。愛知も第3位。18,287匹です千葉は犬猫両方多く、愛知は犬は少なく猫が全国1位
ちなみに東京都ではどうかと言いますと、猫は8517匹と9位ですが、犬に関してはわずか727匹。何が違うって、圧倒的に飼い主による「持ち込み」が少ないのです。何の違い?意識の違い?同時に、東京では子犬の譲渡は数ヶ月待ちの人気だそうで、他県では子犬もどんどん処分されているところもあるというのに、県を越えて連携して譲渡というわけに行かないのでしょうかね?たいがい譲渡の条件は「県内在住」ですよね。何ででしょう?
以上、がっかりするご報告でしたが、総数が少しづつでも年々減っているのは救いがあります。そして、ワースト1、ワースト3の汚名を返上すべく、私たちに出来る事を少しでもやって行きたいと、再度思う私でした。