処分される命

2006.6.27処分される命

今日の日経新聞の夕刊にいよいよ(大げさか?)私が書いた記事が掲載されます。
記事に使用させていただいた写真について、ご説明をしましょう。22日の日記に載せた写真、それから今日の日記に載せた写真、どちらももうこの世にはいない子です。新聞の記事には22日の子を載せさせていただきました。この写真は東京で一時預かり&里親探しのボランティアをなさっている華ママさんにお借りしました。実際にセンターを見学し、そして殺処分のすべてをその目で見てこられたそうです。息絶えていく犬たちを。どんな思いで見学されたかと思うと、言葉になりません。見学のレポートは処分の場面は撮影禁止で写真はありませんが、とてもリアルでショッキングです。弱虫な私は、レポートを読んだだけで号泣でした。泣きながら、パソコンの画面のこの子たちを撫でました。
いったい、私たちに何ができるでしょう?人間に裏切られ、それでも人を信じて、済んだ瞳でこちらを見つめているこの子たちのために、私たちが出来ることが何かあるはずです。
今回の記事の写真は、王様の会社でも「この子の目がたまらない」と評判だったそうです。真実だからこそ、華ママさんはこのような胸を打つ写真が取れたのだと思います。記事にはこの子と並べて屈託ないアポロの写真を載せました。(職権乱用?)当初、アポロの写真のみの予定でしたが、それでは伝わらないと思っていた時、華ママさんのブログに出会いました。華ママさんに心から感謝します。そして、すべてを見てきた勇気に敬意を表します
読むのも悲しいレポートですが、残酷な写真はありません。是非、見てください。http://tunakojihana.a-thera.jp/article/301890.html
なお、住所がわかる方の何人かには、新聞を送りつけちゃいました。あさってぐらいに、もし怪しい封筒が届いてもびっくりしないで下さいね!